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ワカサギ釣りをはじめるために知っておきたい「持ち物」と「服装」 2016.11.03 ワカサギ釣り
photo by そとあそび
凍った湖に穴をあけて釣りをするワカサギ釣り、冬になるとテレビで見る機会もありますよね。あなたも体験してみたいと思いませんか?
やってみたいけど、「持ち物には何が必要?」「服装はどんな格好が良いの?」と思っていて、なかなかワカサギ釣りデビューに踏み出せないという方。
そんな方のために、ワカサギ釣りに行くならおさえておきたい持ち物と服装のポイントを解説します。
またワカサギ釣りの魅力や、初心者の方に優しいおすすめワカサギ釣りツアーもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
知っていますか?ワカサギ釣りの魅力
凍った湖の上で非日常的な体験を!
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厚い氷と雪に表面を覆われた湖は、普段足を踏み入れる機会がないですよね。ワカサギ釣りはそんな氷上を、ソリやスノーモービルで移動して釣りのポイントへ向かいます。湖の上を歩くことを想像すると、最初は少し緊張してしまいそうですね!
遠くまで広がる真っ白な湖とその周りの景色も、ワカサギ釣りの魅力のひとつです。さえぎる物が何もない、開けた視界はとても気持ちがいいですよ!
家族みんなで楽しめる冬のアウトドアレジャー
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冬に家族でアウトドアをとなると、スキー場を思い浮かべます。ですが、ちょっと趣向を変えてワカサギ釣りというのも、お子さんは初めての経験にワクワク、大興奮するはずです。ワカサギ釣りは小学校低学年のお子さんでも体験できるので、家族みんなで楽しめますよ!
おしゃべりを楽しみながら、誰が一番釣れるか競争してみたり・・・。いつもは見られないお子さんの一面を発見できるかもしれませんね!
釣ったばかりのワカサギを天ぷらで堪能
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釣ったワカサギは、その場で天ぷらにして楽しむのが醍醐味!冬のアウトドアでいっぱい遊んだ後に食べる、アツアツでサクサクの天ぷらは最高の味です。おにぎりやビールを持参して一緒に味わうのもいいですね♪
大自然の景色を眺めながら、自然の恵みを堪能する贅沢なひとときです。忘れられない味になること間違いありません!
ワカサギ釣りには2つのスタイルがある!
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ワカサギ釣りと言われて、氷の上に座って穴を開けて釣る様子をまず思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。確かにそれもワカサギ釣りの1つのスタイル。
でも、ワカサギ釣りにはもう一つのスタイルがあり、それは湖が氷結するまでの間(だいたい11月頃)に楽しめる「ドーム船」を利用したもの。
ビニールハウスのようなドーム船で楽しむワカサギ釣りは、釣れるポイントまで船頭さんが連れて行ってくれるので、初心者の方におすすめのスタイルでもあります。
一方、氷上で釣るスタイルでは雄大に広がる白い氷原の中行うので、自然を満喫しながら釣りをしたいという方におすすめ!
氷上とドーム船では服装(防寒対策)も違ってくるので、まずはそこから確認していきましょう。
服装のポイント【氷上編】
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氷上の穴釣りでは、小雪がちらついたり風が吹いたりすることもあり、想像を絶するほどの寒さを体感することになるので、防寒対策はしっかりして行きましょう。ポイントは「寒さ」・「風」・「水漏れ」を防ぐこと!
おすすめは使用環境が近いスキーウェアで、汚れる場合もあるので古いウェアがあればそれを使いましょう。スキーウェアがない場合は、セーター・ウィンドブレーカー・ダウンジャケットをこれでもかというくらい重ね着を!
釣り中はあまり動くこともないので、着ぶくれしてもあまり問題はありません。
https://www.instagram.com/p/BSH0PoeF9Ua/
さらにカイロを腹・腰・ふくらはぎ上部・ももの裏側に貼るのもおすすめ。頭から熱は逃げやすいと言われているので、毛糸の帽子や耳あても付けると良いです。
そして忘れてはならないのが「足元」!滑りにくい長靴にカイロを入れて厚手の靴下をはき、風が入らないように靴の入り口を塞ぐと良いでしょう。
場所によってはテントやストーブといった防寒グッズを貸し出してくれるところもあるので、ワカサギ釣りをどこでするか考える際にレンタル品があるかどうかをチェックしてみるのも良いですよ♪
服装のポイント【ドーム船編】
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ドーム船内でワカサギ釣りを楽しむ場合は、暖房が効くので極端な寒さはありません。雪の日に歩いて買い物に出かける程度の寒さ対策で十分。念のため、手足が冷えないよう「手袋(作業がしやすいよう指先が切れたものがおすすめ)」・「カイロ」を用意しておくと安心です。
ただし、乗船を待つ間は寒いかもしれないので、そこは注意していってくださいね。
次にワカサギ釣りに必要な持ち物についても確認しましょう。
ワカサギ釣りをするなら、持ち物はこれ!
釣り道具一式
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基本的な釣り道具としては「釣竿」・「仕掛け(糸と針)」・「オモリ」・「餌」の4つが必要となります。
【釣竿】
ワカサギ釣りには専用の竿があります。30cm~40cmと短めのものを使用します。水深10m以上の湖になるとリールも必要になりますが、そうでなければ竿の持ち手に直接糸を巻きつけるタイプの竿を使います。
大型釣具屋さんでは冬場になるとワカサギ釣りコーナーが設置されているので、店員さんにも相談してみましょう。
【仕掛け】
仕掛けや餌はワカサギ用とあるものを用意しましょう。ひとつの仕掛けに針が5本~10本程度ついている仕掛けです。湖によって魚の大きさが違うので、針のサイズにも注意が必要です。
またオモリはナス型の1号・2号あたりを使用します。初心者は仕掛けがすぐ絡まってしまうので、オモリや仕掛けは複数用意するようにしましょう。
【餌】
餌は「サシ」と呼ばれるハエの幼虫を使用します。色着けされた紅サシと色のついていない白サシがありますが、どちらでも大丈夫です。赤虫を使う場合もありますが、初心者にはサシがおすすめです。
【その他】
餌を入れておく小箱や釣ったワカサギを保管しておくビニール袋とクーラーボックスもあった方が良いでしょう。氷上の場合であれば、穴あけ機やおりたたみ椅子の用意も必要です。
意外と必要な「ハサミ」と「タオル」
https://www.instagram.com/p/BSb2nOjFBn4/
餌を切ったり、仕掛けを手直ししたりするために小型のハサミを持って行くと便利です。また、手で魚をつかむのでタオルやウェットティッシュもご用意を。濡れた際に放置するとしもやけにもなってしまうので、すぐ拭けるようにタオルは何種類か持って行くのがおすすめ。
日焼け止めとリップクリーム・サングラス
晴天の氷上釣りや積雪がある場合は照り返しが強くなるため、日焼け止めとリップクリームも状況によっては持って行くと役に立ちますよ。
晴れた雪国では目を守るためにサングラスも必須です。忘れずにご用意を!
初めてのワカサギ釣りはツアーがおすすめ
道具の無料レンタルで気軽に体験できる
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先ほど紹介した道具を一式揃えるとなると費用もかかり準備も大変、始める前に心が折れてしまいそう・・・。そんな方には、道具は無料レンタルできて持参する必要がなく、快適に楽しめるツアーへの参加がおすすめです。
釣り道具だけでなく、椅子や防寒のためのテントもツアー会社が用意してくれるので、家族や友達とみんなで楽しみたい場合にも、荷物が少なくて助かりますね。
ガイドさんが釣れるポイントへ誘導。釣り方も伝授!
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せっかくワカサギ釣りを楽しむのなら、たくさん釣れるポイントで基本的な釣り方も知りたいですよね!ツアーでは現地のガイドさんがポイントを選んで案内してくれ、上手な釣り方を教えてもらいながら楽しめます。
コツを掴んで釣れるようになると、どんどん楽しくなって夢中になってしまいますよ♪
その場で天ぷらにする道具も、もちろん準備いらず!
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その場で釣ったワカサギを味わうのなら、天ぷらにする準備も必要ですよね。ガスコンロに鍋、油や食器など細々したものまで考えると、かなりの持ち物になってしまいます。
しかしツアーなら心配ご無用!天ぷらに必要な道具は全て用意してくれるので、気軽に揚げたての天ぷらを味わえます。ツアーによっては飲み物などを持参することも可能なので、天ぷらと一緒に楽しみたい方は事前にチェックしておきましょう。
初心者に優しいワカサギ釣り体験ツアー3選
アウトドアレジャーの予約サイト「そとあそび」では、色々と道具を揃えたり持って行く必要がなく、初心者でもすぐにワカサギ釣りが体験できるツアーをご紹介しています。
必要な物は全て用意してくれるので、あとは防寒対策をして行くだけです。各ツアーの服装をチェックしながら、おすすめツアーを3つ見ていきましょう!
【福島県】ドーム船を楽しめる!桧原湖ワカサギ釣り
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福島県桧原湖(ひばらこ)では、湖が氷結する前からドーム船でのワカサギ釣り体験ができます。専用小屋を使用するので、釣り時はそれほど寒くありません。
氷結している場合はスノーモービルで釣りポイントまで移動するので、スキーウェアなどの防寒着を着用しておくと安心。釣りに必要な道具は基本的にレンタルしてくれる(参加料金に含まれる)ので、特別何かを持って行く必要はありません。
持ち物も少なく、気軽に体験できるのがうれしいですね!
■ 基本情報
・名称:アウトドアスポーツクラブ バックス 桧原湖ワカサギ釣り
・集合場所:福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093-955 バックスわかさぎ店
・集合時間:8:30/12:00
・開催期間:11/1~3月下旬(氷が融けるまで)
・対象年齢:小学1年生以上
・料金:4,600円~
・所要時間:約3時間15分ほど
【北海道】専用テントでワカサギ釣り!富良野かなやま湖
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北海道富良野のかなやま湖でできるワカサギ釣り体験は、専用テント内で楽しめるので寒さが苦手な人でも安心!道具も一式レンタルしてくれるので手ぶらで参加できます。服装は、スキーウェアといった防寒着・帽子・手袋・防寒ブーツのご用意を。
アウトドアレジャーの予約サイト【そとあそびから予約する】と防寒ブーツを無料レンタルしてくれますが、履きなれたものを用意するのがおすすめ。また、有料になりますがスキーウェアは1着500円でレンタルができますよ。
■ 基本情報
・名称:ガイドラインアウトドアクラブ 北海道・南富良野(かなやま湖)ワカサギ釣り
・集合場所:北海道空知郡南富良野町字幾寅 「南ふらの道の駅」※南ふらの物産センター・エントランスロビー集合(送迎により変動あり)
・集合時間:8:00/12:30 ※集合場所により変動あり
・開催期間:12月中旬〜3月下旬 ※湖の凍結・水位状況によって変動あり
・対象年齢:5歳以上
・料金:5,400円~
・所要時間:約2時間15分
【北海道】本格的なワカサギ釣り体験をするなら、釧路で!
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釧路のワカサギ釣り体験では、氷上の穴開けから行います。もちろんこのツアーでもワカサギ釣りに必要な道具類は全てレンタルしてくれます(参加料金に含まれる)。ですので、こちらのツアーも手ぶらで参加可能!
服装はダウンジャケット・オーバーパンツなどの暖かい格好をして行きましょう。耳まで隠れる帽子・マフラー・手袋といった小物類や、防寒・防水性のある靴(長靴)のご用意も。
晴天率が高く、照り返しも強いのでサングラスもあるとより良いです。
■ 基本情報
・名称:塘路ネイチャーセンター 釧路・ワカサギ釣り
・集合場所:北海道川上郡標茶町字塘路原野北七線86-17 塘路ネイチャーセンター
・集合時間:9:00
・開催期間:12月中旬〜3月末
・対象年齢:小学生以上
・料金:9,000円~
・所要時間:約4時間(送迎時間含む)
ワカサギ釣り初心者の方のために「持ち物」と「服装」の解説とおすすめツアーの紹介でしたが、いかがでしたか?
持ち物に関してはやはり用意するものが多く、手を出しづらいですよね。体験ツアーで一度ワカサギデビューしてみて、そこから自分なりに道具を揃えていくのも一つの手ですよ♪
レジャー・アクティビティの予約サイト「そとあそび」では初心者の方でも満喫できるアクティビティを多数紹介しています。ぜひ、こちらものぞいてみてくださいね。
(編集部注*2016年7月8日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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