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球磨川でのラフティングに挑戦したい!事故防止のための5か条 2016.04.08 ラフティング 球磨・人吉
photo by そとあそび
熊本県南部の人吉盆地を貫流する球磨川。球磨川は最上川、富士川と並んで日本三大急流のひとつとして数えられています。巨大な岩がひしめく急流が続く球磨川は、水運として使うにはあまりにも難し過ぎる・・・とかつては考えられてきました。
1662年から1665年にかけて、激流を生み出す無数の巨大な岩を取り除いて水運のための道を開くプロジェクトが進められました。現在水運は縮小していますが、この川の水は農業用水などに幅広く用いられてきました。
photo by そとあそび
大昔から人々が苦労して渡ってきた球磨川の急流は今でも変わらずそこにあります。そんな急流を楽しく思い切りエンジョイできるスポーツが「ラフティング」なのです!
しかし、そんな大昔から人々を悩ませてきた急流と言うと、少し怖いとか、事故が起きたらどうしようと不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は球磨川でのラフティングを考えている方に事故防止のための3か条をお届けします。
1.セーフティトーク&練習が一番大切!
photo by そとあそび
ラフティングには数多くのツアーがありますが、どのツアーでも最初に必ずセーフティトーク(安全講習)があります。
ここではビデオを用いたり、ガイドさんが直接説明するなどさまざまな方法を用います。セーフティトークではボートへの乗り降りの仕方、座り方、足をどのようにホールドするかを学びます。
ラフティングが初めてで、パドルを一度も持ったことがない方でもこのセーフティトークをしっかり聞けば大丈夫。
ボートを漕ぐために必要なパドルの持ち方、そのパドルを使ってどのようにして漕ぐのかなど講習中に丁寧に教えてもらうことができます。
※イメージ photo by Virginia State Parks
「もしも・・・の時はどうするの?」とご心配の方も、ご安心ください。
万が一川に落下してしまったり、ボートがひっくり返ってしまったときどのように対応するか(セルフレスキュー)、ロープを用いてレスキューしてもらうときにどう動けば良いのかなど緊急時に対応する方法も学びます。
セーフティトークの後は、実際にパドルワークやバランスワークなどの練習をしましょう!参加者が十分にボートを漕げるようになってから実際のラフティングへ入って行くので安心ですね。
「早くラフティングがしたい!」と焦ってしまうと、自分の身を守るために一番大切なセーフティトークと練習がおろそかになってしまいます。
セーフティトークと練習では、ガイドの説明を一言も聞き漏らすまい!という姿勢で臨むことが事故防止の第一歩です。
2.「絶対にしてはいけないこと」を知る
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ラフティングはスリルに満ちあふれていて、とっても楽しいですが楽しいからといって羽目を外すような行動を取ると自分だけではなく、仲間も危険にさらすことになります。
お酒を飲んでいる人はラフティングに参加しないようにしましょう。アルコールの作用によって三半規管が麻痺してしまい、バランスが取れなくなってしまいます。
photo by そとあそび
また、気分が盛り上がってもパドルを振り回して遊ばないようにしましょう。特に子どもたちはチャンバラごっこなどで遊びたい年頃なので保護者が注意して見ておくように心がけておきましょう。
ライフジャケットやヘルメットなど指定の安全装備も重要です。動き辛いな・・・といって、勝手に外さないようにしましょう。装備がない方が身軽に感じるかもしれませんが、装備は命を守るために大切なものです。
雨天やその前後は川の水が増水しています。この時は特に注意して勝手な行動を慎むようにしましょう。
3.ガイドの指示に従う
photo by そとあそび
アウトドアレジャー専門予約サイト「そとあそび」で紹介している球磨川のラフティングツアーのガイドさんたちは川での事故に備えて、救助法や救急法をしっかり学んでいる信頼できるガイドさんたちです。
スリルと興奮が魅力のラフティングですが、参加者の安全を第一に考えています。ラフティングでは何があっても、どんなときでもガイドの指示に従うことが事故を防ぐための秘訣となっています。
球磨川のラフティングツアーでは川遊びも充実しています。中には7メートルの高さの岩からダイブするなどのアクティビティもあります。川遊びは川の状況を柔軟に判断して、その日、最もふさわしい遊びをガイドが判断することになっています。
川遊びのときはラフティングと違い、個人がバラバラの行動を取ってしまいがちですが、ここでもガイドの指示や注意点を聞き逃さないように気をつけたいものです。
4.服装には細心の注意をする
photo by そとあそび
多くのラフティングツアーでは水着の持参・着用を勧めています。
これは単純に、川の激流に濡れて困らない服装を推奨していると言う面もありますが、水に濡れた際にも重くなったり動きづらくなったりしてしまわないよう化学繊維で出来た服装を推奨しているという面もあります。
基本的にラフティングでは水着の上にもTシャツ・短パンやウェットスーツ等を着用しますが、そのときジーンズや綿製品などを着用してしまうと、吸水性が良いため大変重くなり、身動きが取りづらくなってしまいます。
水着の他に持ち込むTシャツや短パンも、乾きやすく濡れても重くならない化繊素材のものを選んで着用しましょう。
5.パドルでの事故が9割
photo by そとあそび
ラフティングの事故を言われると落水時の事故を想像する方も多いかと思いますが、実はそのほとんどはパドルでの事故とも言われています!
エキサイティングしている故に、他の参加者の方にパドルをぶつけて怪我させてしまった…ということも。
また、肩の脱臼のクセがついてしまっている人が、パドルの操作中に再び脱臼してしまうというケースもあるようです。
photo by そとあそび
それ以外の水上事故は、経験豊富なツアーガイドが一緒にいればさほど心配は要りません。時に激しく、時にスリリングな演出をしながらもガイドさんは参加者の安全をしっかり考えてくれています。
「セーフティートーク&練習」をしっかり把握し、「絶対してはいけないこと」を守り、服装選びやパドル操作も含め「ガイドの指示」には従いながら参加すれば、急流の球磨川ラフティングも安全にエンジョイ出来ること間違い無しです!
球磨川おすすめツアー
事故対策についていろいろわかってきたところで、いよいよツアーに参加してみたくなってきたのではないでしょうか!?
アウトレジャーの予約サイト「そとあそび」ではアウトドア歴10年以上のキュレーターが現地でツアー体験し、安全面や事故対策も万全を期している球磨川ラフティングツアーを紹介しています。
今回はそとあそびが紹介する2つのツアーをピックアップしました!
COMPASS「球磨川ラフティングツアー」
photo by そとあそび
まずはCOMPASS主催の「球磨川ラフティングツアー」!参加は中学生以上からとなっています。防水デジカメで撮影した迫力満点の写真が大人気で、ツアー後は天然温泉も楽しめます。
コースはランチ付の「1日コース」と、短時間でも激流が体験できる「半日コース」があります。どちらのコースも温泉、写真付きとなっているのでお得です♪
■ 基本情報
・名称:COMPASS(コンパス)
・住所:熊本県人吉市下原田町瓜生田830 (球磨川ラフティングセンター内)
・料金:「1日コース(ランチ・温泉・写真付)」10000円
「半日コース(温泉・写真付)」5000円、6000円
【アウトドア・レジャーの予約サイト「そとあそび」でCOMPASS 球磨川ラフティングツアーの詳細を見てみる】
球磨川ABC「球磨川ラフティング」
photo by そとあそび
2つめは球磨川ABC主催の「球磨川ラフティング」です。このツアーは小学校5年生から参加できるので、家族みんなでラフティングをしたいという方に特におすすめです。1日たっぷり遊べるのも魅力です。
コースは全長約12キロの「オールランドコース」とバーベキューランチ付きの「河原でバーベキューコース」の2種類となっています。ツアー後は近くの温泉へいける温泉券が用意されています。
■ 基本情報
・名称:球磨川ABC「球磨川ラフティング」
・住所:熊本県人吉市下原田町660 球磨川ABC
・料金:「オールランドコース」6700円
「河原でBBQコース」9200円
【アウトドア・レジャーの予約サイト「そとあそび」で球磨川ABC 球磨川ラフティングツアーの詳細を見てみる】
いかがでしたか?球磨川でのラフティングに挑戦してみたいけれど、ちょっと怖いと感じていた方、その不安を少しでも軽減することができたでしょうか?
事故防止の5箇条をしっかり守れば安全に楽しくスリリングなラフティングが楽しめます!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
アウトドア・レジャーの予約サイト「そとあそび」でご紹介している全ツアーでは、必ずプロのツアーガイドが同行するので安心です。球磨川の他にも全国さまざまなラフティングツアーを紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
【アウトドア・レジャーの予約サイト「そとあそび」でラフティングツアーを検索】
(編集部注*2015年11月27日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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