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沖縄でダイビングを楽しむための、事故を防ぐほんの少しのコツ 2016.04.08 スキューバダイビング 沖縄県
沖縄といえば、何と言っても綺麗な海!美しく輝く海の中をダイビングで楽しめたら、きっと最高の思い出になりますよね。けれども期待と共にやはり心配になってしまうのが、海での事故。
でも、事前に知識を身につけておけば大丈夫!少しの知識と自分でできる簡単な対処方法を身につけて、沖縄で事故のない安全なダイビングを楽しみましょう!
体調を整えて事故を防ごう!
photo by そとあそび
一番基礎的なポイントで、うっかり見落としがちなのが体調管理です!沖縄旅行の興奮で寝不足がちかもしれませんが、そのままダイビングにトライするのはかなり危険です。
自然で楽しむレジャーでは、何が起こるかわかりません。特にダイビング中は急な体調変化が起きてもいつものように言葉で相手に伝えることができません。そのため、事前に睡眠や休憩を十分に取り、潜る前にしっかりと体調を整えておくことが重要です。
とはいえ、体調は人によって様々です。「せっかくのツアーだから、少しの体調不良くらい我慢しよう……」その判断が命取りになるかもしれません。
少しでも違和感を感じたら、潜る前にパートナーやインストラクターにしっかりと伝える勇気を持つことも、立派な事故防止策の1つです。
陸と水中の圧力の差には、こう対処しよう!
photo by そとあそび
ダイビングに挑戦する前にふと脳裏をよぎるのが「陸と水中の圧力の差って、どう対処したらいいの?」「そもそも圧力が変わると何が起こるの?」と言う疑問です。ここで気をつけなくてはならないのが「減圧症」と「帰りの飛行機」です。
海の中の身体には、普段生活している陸の圧力よりももっと高い圧力がかかります。この「圧力」が引き起こす目に見えない身体の変化が、事故を引き起こしてしまうかもしれません。
上昇に注意!「減圧症」とは?
photo by そとあそび
水中に深く潜っていくと、水圧により小さな粒となった窒素が血中を漂います。(もちろん陸でも窒素は血中に含まれていますので、窒素自体には何の問題もありません!)
しかし、その状態のまま急に浮上してしまったらどうでしょうか。水圧で圧縮されていた窒素の粒が圧力の減少と共に血中で急に大きく膨らんでしまい、血管が詰まってしまう可能性があるのです!
なんとも怖い症状に聞こえますが、対処方法は至って簡単。深く潜った場所からゆっくりと浮上するだけ!圧力の変化にゆっくり身体を馴らせば、血管が詰まってしまうことはありません。
陸に上がるまでが「ダイビング」です。最後まで気を抜かず、落ち着いてダイビングを楽しみましょう!
意外な盲点!ダイビングの後は飛行機に乗っちゃいけないって本当?
photo by PIXTA
圧力の差が引き起こす目に見えない体内の変化が「減圧症」ですが、飛行機に乗る際にも少し注意が必要です。海の中とは逆に、空中では「圧力が小さくなる」と言う部分がポイントです。
無事に陸に上がってこられた体内には、実は普段よりも過剰に窒素が含まれています。この窒素が、圧力の小さい高高度に飛行機で急上昇することによって大きく膨らんでしまい……ダイビング中と同じく「減圧症」を引き起こしてしまう原因となるのです。
では、体内の窒素が通常の状態に戻るにはどれくらい時間がかかるのでしょうか。潜った深度やダイビング方法にもよりますが、概ね18時間〜24時間はかかると言われています。
一見ダイビングとは無縁の事故に見えますが、これにも注意が必要です。沖縄旅行に飛行機移動は必須です。旅行全体のスケジュールをしっかり管理するということも、事故防止につながるのです。
信頼できるパートナーと、事故のないダイビングを!
photo by そとあそび
他にも、ダイビングには様々な心配事があります。特に初めてのダイビングでは、気になる事がたくさんありますよね。
「機材が壊れてしまったらどうするの?」「海ではぐれてしまったどうしたら良いの?」「水中で予期せぬ事が起きたらどうしよう!」そんな不安を解消するのがインストラクターやツアーパートナーです。
ダイビングが含まれたツアーに参加する事で、現地のスタッフとより安全にダイビングを楽しむ事ができます。また初心者でも気軽に楽しめる「体験ダイビング」では、インストラクターとマンツーマンに近い形でダイビングを体験する事が可能です!
現地のプロと一緒に潜れば、もう安心ですね。信頼できるパートナーを慎重に選んで、事前に事故を防ぎましょう!
安全に楽しめる沖縄のおすすめダイビングツアー
それではここで、沖縄の中に数ある体験ダイビングツアーの中からとっておきのツアーを3つ紹介します!
アンダゴ「一番やさしい青の洞窟体験ダイビング」
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アンダゴが開催する「一番やさしい青の洞窟体験ダイビング」ツアーでは、恩納村真栄田岬にある「青の洞窟」をダイビングすることができます。
ダイビングで楽しみたいのは何といっても、海中に広がる幻想的な世界。「青の洞窟」では洞窟内で青く光るこの世のものとは思えない景色に、感動間違いなしです。
しかし何と言っても嬉しいのが1グループ貸切の完全プライベートガイドツアーであるところ!12歳から参加可能なツアーですので、幻想的な青い洞窟の世界で、家族だけの特別な思い出を作るにはピッタリのツアーです。
アシビーブルー「水納島・瀬底島サンゴ礁 体験ダイビングコース」
photo by そとあそび
沖縄といえば色とりどりの熱帯魚と珊瑚礁は外せません!中でも水納島といえば、沖縄本島の北西に浮かぶ珊瑚礁に囲まれた三日月型の小さな島。何よりの魅力は島の周りを囲む真っ白なビーチと驚くほど透明な海!
もちろん瀬底島だって透明度は負けません。アビシーブルーが開催する「★1番人気【ボート/2ダイブ】 人気の水納島・瀬底島サンゴ礁 体験ダイビングコース」では、そんな水納島・瀬底島で、ガイド付きで2ダイブも体験ダイビングを楽しめちゃうとっておきのツアーです。
マリンハウスシーサー「慶良間諸島 1日ボート体験ダイビング」
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豊かな生態系が広がる慶良間諸島でマリンハウスシーサーが開催する「【那覇発◆慶良間諸島】 1日ボート体験ダイビング」では、色とりどりの熱帯魚が織りなす水中風景が魅力的!
しかし何と言っても最大の特徴は、ウミガメ!!ウミガメの産卵地でもある慶良間では、ダイビング中に彼らに遭遇することがあるかも!?場合によってはウミガメと一緒に泳げちゃうかも……。絶対に会える、という訳ではありませんが、会えたらとってもラッキーです。
どちらのコースも資格や特別な装備品の用意は不要!水着とタオルとサンダルを持ったら海へGO!あとはガイドさんと一緒に、安全で楽しい体験ダイビングを楽しみましょう。
(ツアーやコースによってはお弁当や保険証が必要な場合もありますので、参加の前にしっかり確認してみてくださいね。)
安全に沖縄のダイビングを楽しもう!
photo by そとあそび
自分でできる簡単なダイビング事故防止対策、いかがでしたでしょうか。想像していたよりも、簡単なことばかりでしたでしょうか?でも、そんな些細なポイントにこそ事故のきっかけが隠れているのです!
ガイドと一緒に楽しめる体験ダイビングツアーは、上記で紹介した3コース以外にもたくさんあります。中でも、アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、信頼できるパートナーとのツアーを多数ご紹介しています!
口コミも充実!是非お気に入りのツアーを探してみてくださいね!
【アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」で沖縄のダイビングツアーを詳しく探す】
(編集部注*2015年11月12日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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