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ハンググライダーは気軽に始められる!その楽しさと魅力を大公開! 2016.11.09 ハンググライダー
ハンググライダーといえば、大きな機体に乗って大空をかっこよく滑空するアクティビティですが、玄人向けのスポーツだとお思いの方も多いのでは?
実は小さなお子さんはもちろん、初心者から気軽に挑戦することができる身近なアクティビティの一つなんです!
今回はハンググライダーの知られざる魅力と楽しさを大公開!これを読めば、あなたも思い切って大空へとフライトしたくなるかも?!
ハンググライダーとは?
photo by PIXTA
ハンググライダーとはアルミ合金製のパイプでできた骨組みに合成繊維の布(セール)を張った機体(グライダー)に乗って、滑空する空のアクティビティの一つ。
機体に対して、搭乗者はベルトで吊り下がった状態で乗り込むため、”ハンググライダー(hang glider)”という名称になりました。
機体は金属の骨組みで形状が固定されており、そのまま投げれば真っ直ぐに飛んでいけるほど安定したデザインになっているので、パラシュートを使って滑空するパラグライダーに比べ、初心者でも比較的バランスを崩さずに滑空を楽しむことができます。
操縦は機体の中心あたりに取り付けられた三角形のパイプ、”コントロールバー”の底辺にあたる”ベースバー”の部分を握り、コントロールバーを動かすことによって進行方向を変更したり、スピードを調節することが可能です。
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離陸(テイクオフ)時と着陸(ランディング)時はテクニックと経験が必要なため、しっかりと練習を重ねる必要がありますが、飛行中の操縦はコントロールバーひとつなので自分の感覚で動かしやすく、気持ちの良い空中散歩を楽しむことができます。
初心者でもOK!ハンググライダーの2通りの楽しみ方
photo by そとあそび
離陸時と着陸時はテクニックと経験が必要とお話ししましたが、それは他の航空機同様、危険を伴うリスクが一番高い瞬間であり、事故が発生する可能性もはらんでいるからです。
でも心配ご無用!どんなベテランでも初めはみんな初心者です。ハンググライダーには初心者からでも挑戦できるフライト方法があるんです。
タンデムフライト
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タンデムフライトとは経験豊富な搭乗者と一緒に、初心者の人が横並びになる形で吊り下げられ飛行する方法。
離陸から操縦・着陸まで全てベテランの搭乗者が担当してくれるので、初心者でも高度のある場所からのフライトを楽しむことができます。経験を積んでいけば、一人でフライトを楽しめるようになるのも夢ではありませんよ!
トーイングフライト
photo by そとあそび
「いきなり高所を飛ぶのはちょっと怖い…」そんな方にはトーイングフライトがおすすめ。トーイングフライトとは機体を凧のように紐でつないだ状態で飛ばし、そのままの状態で着陸します。
1フライトで飛行する高さは約3mほどで距離は約100m。時間にして約10秒と短めで、気軽に飛ぶ感覚を楽しむことができ、タンデムフライトに挑戦する前のお試し感覚で体験してみるのもおすすめです。
photo by そとあそび
ベテランになるとこんな楽しさも…!
photo by PIXTA
初心者の方は先ほどご紹介した2つの方法でハンググライダーを楽しむことが可能ですが、「一人で悠々と空と飛んでみたい!」という場合には、”日本ハング・パラグライディング連盟”が発行する”技能証”の取得が国内では必要になってきます。
ハンググライダーはとっても奥深いスポーツ。一人でフライトできるようになると、さらに楽しさは広がります!
大会にもチャレンジ!
ハンググライダーは”ハングライディング”という名称で呼ばれており、大会の競技は大きく2つに分類されています。
スタート地点からの飛行距離を競う”クロスカントリー”と、スタート地点から定められたゴール地点に辿り着くまでの時間を競う”パイロンレース”があり、それぞれ腕時計型の小型GPSを装着して飛行することで、時間と距離を測定し、そのデータによって順位が決まるのです。
国内でもいくつかの大会が開催されており、参加資格の条件さえ満たしていれば、経験が浅くても参加できるものもありますので、出場も夢ではありません!大会を目標に掲げればモチベーションも上がり、練習にも力が入りますよ!
マイハンググライダーで楽しさも広がる!
photo by CBR400
ハンググライダーのもう一つの魅力といえば、自分の機体を持ち、好きなようにカスタマイズできること!とても大きな機体なので所有するのは難しいと思われがちですが、骨組みは折り畳むことができるので、車の屋根に乗せたりして運ぶことも可能です。
スクールなどの倉庫を借りて機体を保管してもらうこともできますので、車をお持ちでない方でも安心して自分の機体を所有できます。
機体は日々改良され、新型のモデルが発売されています。好きなモデルで一式揃えることもできますし、部品ごとに購入ができますので、自分好みのセール(布)のデザインやスタイルにカスタイマイズすることも可能です。
今回は、怪盗キッドもやっている、ハンググライダーを説明します!!ハングは合金などでできた骨組みに合成繊維でできたセール(翼)を取り付けた固定翼をもっていて、ベースバーというところを操作することでまさに鳥のように飛ぶことができます!! pic.twitter.com/wBBVQkg0fp
— グース(慶應ハングパラ)新歓(2016) (@wildgoose_ko) March 21, 2016
金額は安価なものなら10万台から購入することが可能です。思い切った買い物にはなりますが、飛行しているときの爽快感や、目の前に広がる絶景を好きなだけ味わえることを考えれば決して高いお値段ではありません。
パラグライダーを始めるならここへ行こう!
photo by そとあそび
山梨県の富士山のふもとにある”忍野スカイスポーツ倶楽部”は、初心者から気軽にハンググライダーを体験することができる人気のハンググライダースクール。
所属している教員はどの方もベテラン揃いで、その中でもタンデム飛行ではトップクラスの教官が担当してくれるので安心してフライトに臨むことができます。
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標高の高いところからのフライトは、息をのむほどの絶景が目の前に!富士山の素晴らしい姿を眺めながら空中散歩を楽しめるのもこの場所ならではの魅力です。空を滑空している時間はあっという間ですが、人生で忘れられない最高の思い出になるはず!
photo by そとあそび
一度ハンググライダーの楽しさに目覚めてしまえば、きっとまた飛びたくなりますよ!短い時間で体験できるので何度でも挑戦してみてくださいね。
■ 基本情報
・名称:忍野スカイスポーツ倶楽部 忍野ハンググライダー
・集合場所:山梨県南都留郡忍野村内野2661
・アクセス:富士急行線・富士山駅下車→忍野八海・内野行きバスにて「内野」バス停下車、内野より送迎サービスあり(要予約)
・参加条件:4歳以上(トーイングフライトの場合は保護者同伴で4歳以下もOK)
・開催期間:通年
・料金:(トーイングフライトコース)4320円~、(タンデムフライトコース)16200円~
いかがでしたでしょうか?!今までは程遠い存在に感じていたかもしれませんが、ハンググライダーは意外と気軽に楽しむことができるアクティビティなんです!
前から興味があったものの、なかなか挑戦する勇気のなかった方もまずは気軽にトーイングフライトから始めてみてはいかがでしょうか?!
今回ご紹介した忍野スカイスポーツ倶楽部の体験ツアーはアクティビティの予約ができるサイト「そとあそび」より直接予約申し込みが可能です。
悩んでいるよりも善は急げ!早速詳細をチェックして、自分に合ったツアーを見つけてくださいね!
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※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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