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ハンググライダー、事故は大丈夫?保険は?初心者の安全な楽しみ方 2015.09.11 ハンググライダー
Photo by そとあそび
大空を鳥のように飛び回るハンググライダーは、憧れのスカイスポーツ。通常でも時速30~40km、上級者用の高性能機なら時速100km以上にもなるスピード感は大きな魅力ですが、事故が心配です。
初心者が知っておきたいハンググライダーの事故の危険性・安全性と保険、安全な楽しみ方についてご案内します。
他のアウトドアスポーツと危険性は同等。年齢性別を問わず楽しめる
Photo by そとあそび
アルミ合金製の骨組にポリエステルの布を張ったシンプルな三角形の翼に吊り下がって滑空するハンググライダーは、1970年代にアメリカで始まったスカイスポーツの元祖。日本でも1976年に第1回ハンググライダー日本選手権が行われて以来、多くの愛好者に親しまれています。
スピード感溢れるフライトからハンググライダーが危険というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、グライダーも講習方法も進歩した現在では、他のアウトドアスポーツと危険性に変わりがありません。
ハーネス(装具)を身に着け、うつ伏せになって機体からぶら下がる形で飛行するため、腕の力で体重を支える訳ではなく、特別な筋力は必要なし。離陸・着陸時に助走できる体力さえあれば、年齢性別を問わず楽しめます。
事故率は遠く1%に及ばず。事故のほとんどは離着陸時に発生
Photo by そとあそび
ハンググライダーの事故と言えば、墜落事故というイメージがつきまといますが、実はフライト中の墜落事故は非常に稀。
事故のほとんどは他のスカイスポーツと同様、離着陸の際に障害物と衝突することなどで発生しています。具体的には、状況判断を誤って離着陸エリアから飛び出して障害物にぶつかったり、急な横風で機体をさらわれて軽傷を負ったりで、知識や経験不足、ルールを守らない無茶な飛行が大きな原因になっています。
とはいえ、ハンググライダーでの事故率は遠く1%に及ばず、登山など他のアウトドアスポーツと比較しても決して事故が起こる確率は高くありません。
初心者体験ツアーは安心、安全!個人向け保険、スクール保険も
Photo by そとあそび
初心者が体験できるハンググライダーのツアーは、主催するスクールやインストラクターが体験者が安全にフライトできるよう過去の事故の原因を分析し、最適な安全対策を講じるために日々努力を積み重ねていますので、安心して参加できると言えるでしょう。
また、個人でハンググライダーで飛行する場合は、多くのフライトエリアで公益社団法人ハング・パラグライディング連盟(JHF)発行の技能証の携行とフライヤー登録によって対人対物賠償責任保険への加入が義務付けられていますが、JHFに登録するスクール向けの賠償責任保険もあり、細心の注意を払っています。
安全な飛行のため、インストラクターの指示に従うのが必須条件
Photo by そとあそび
ここまで記したように、ハンググライダーの体験ツアーでは何重にも安全対策が練られていますが、自然相手のアウトドアスポーツには全てリスクがつきもの。
インストラクターはツアーの安全な運営のために規定を順守し、トレーニングを重ねることで、危険からの回避に努めています。安全にハンググライダーのツアーを楽しむためには、何よりもインストラクターの指示に従うことが必須条件となります。
グライダーには体重制限があり、スポーツ全般と同じく健康であることが重要。ツアーによって参加条件は異なりますが、基本的に飲酒・酒気帯びの方はフライトできませんので、注意が必要です。
ケガ人ゼロ!ベテラン教員揃いの「忍野スカイスポーツ倶楽部」のツアーを推薦!
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」がおすすめするハンググライダーの体験ツアーは、4歳のお子様から60歳以上の高齢者の方まで参加できる「忍野(おしの)スカイスポーツ倶楽部」の「トーイングフライトコース」と「2人乗り体験コース」など。富士山の絶景を眺めながら大空の旅を堪能できます。
「忍野スカイスポーツ倶楽部」は1998年の開設以来、ケガをしたお客様がゼロ。インストラクターはJHF公認教員で、ハンググライダー歴25年以上のベテラン揃いです。
雄大な富士山を目の前に、ハンググライダー体験の第一歩を踏み出してみませんか?
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