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ウミガメと一緒に泳げる?!沖縄の体験ダイビング 2016.01.22 スキューバダイビング 沖縄県
まるで空を飛んでるかのように、青く広い海を優雅に泳ぐ姿・・・あぁ、ウミガメと一緒に泳いでみたい・・・「でも泳ぎはあまり得意じゃないし、そもそも野生のウミガメに逢えるチャンス自体、なかなかないでしょ?」と半ばあきらめモードのそこのアナタ!
今回は初心者でも安心・安全&ウミガメとの遭遇率も高い沖縄のダイビングツアーをご紹介します。さぁ!かわいいウミガメに逢いに行きましょう♪
まずはウミガメについて知ろう
ウミガメってどんな動物?どんな種類があるの?
ウミガメには数種類いますが、日本で比較的遭遇しやすいウミガメについてご説明します。
アオウミガメ
photo by PIXTA
まずはアオウミガメと呼ばれる、草食性のウミガメです。
名前に「アオ・・・」とつきますが、見た目は青くありません。実は浅瀬にある藻などの海藻を好んで食べ、その海草の色が脂肪分に移ることにより「青=アオ」と名づけられたそうです。
水深の浅い沿岸域に生息しており、頭は比較的小さめで、甲羅は楕円形の形をしています。柔らかく、優しい顔をしているのも特徴です。
アカウミガメ
photo by PIXTA
アカウミガメは、その名の通り甲羅が赤褐色または褐色をしており、貝類や甲殻類などの肉食を好み、固いものを中心に食べるので頭が大きく丈夫なのが特徴です。
アオウミガメやタイマイに比べ、遭遇率は低いと言われており、逢えたらラッキーです。
タイマイ
photo by PIXTA
海綿動物を主食としているタイマイは、珊瑚礁の浅めの海に生息しています。
特徴としては口先がとがっていて、甲羅の後ろの部分がギザギザになっており、黄色に黒褐色の紋班があります。
この美しい甲羅が狙われて乱獲され、絶滅危惧種になっています。
どこに行けばウミガメに逢えるの?
photo by そとあそび
沖縄の海はウミガメが多く生息していますが、慶良間諸島のビーチはウミガメ(とくにアオウミガメ)との遭遇率が高いと言われています。
通称「ケラマブルー」と呼ばれ親しまれている美しい海が魅力で、多くのダイバーが訪れる人気ダイビングスポットです。
日帰りで行けるアクセスの良さも人気のポイントで、那覇空港から島への船が出ている泊港まで車で15分、泊港から各島々へは、高速船で35分~50分、フェリーで70分~120分で到着します。
体験ダイビングとは
photo by そとあそび
体験ダイビングはライセンスを持っていない人、つまり初心者でも楽しめるダイビングのことで、必要な器材等はショップが用意してくれます。
「泳ぎが苦手なんだけど・・・」と不安な方もご安心を。ダイビングではレギュレーターで呼吸するため息継ぎの必要がない上、インストラクターが付き添いで丁寧にフォローしてくれますよ。
ちなみに、体験ダイビングでは水深12mまでの太陽光が差し込む明るい海中を潜る体験ができます。
ブルーフィールド 慶良間体験ダイビングツアー
photo by そとあそび
初心者や未経験者でも楽しめる、ブルーフィールドさんの「慶良間でウミガメと泳ごう!体験ダイビングSpacial(2dive)」ツアーをご紹介します。
ブルーフィールドさんでは、「慶良間のきれいな海を楽しみたい!」「子供と一緒に気軽に参加したい」など、それぞれの希望に合わせてコースが用意されており、少人数制なのでフォロー体制もバッチリです。
また、スタッフはPADIインストラクター資格と国家資格の潜水士を保有し、沖縄県公安委員会にガイドダイバーとして認定されているので、安全面もしっかりしていておすすめです。
■基本情報
名称:ブルーフィールド
住所:沖縄県嘉手納町字水釜566-7 嘉手納漁港
ツアー名:慶良間でウミガメと泳ごう!体験ダイビングSpecial(2dive)
集合時間:8時20分
料金:16500円
アクセス:(車)那覇空港から60分、那覇市内40分〜50分
ボートに乗ってダイビングスポットへ
photo by そとあそび
ショップに集合し、受付、着替え等各種手続きを終えたら、ボートに乗って約1時間のクルージングを楽しみながらダイビングポイントへ向かいます。
慶良間諸島には100以上のダイビングスポットがあり、その日の天候や季節によって2~3のポイントを巡ります。
ボート内で丁寧な講習
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ダイビングポイントに着いたらすぐに海に出られるように、移動中にボート内で講習をおこないます。
担当するインストラクターが、ダイビングの基本的なルールや注意点、器材の使い方、みみ抜きのコツなど、丁寧に教えてくれます。参加者一人一人としっかりコミュニケーションをとってくれるので、安心です。
まずは水に慣れることからスタート
photo by そとあそび
第一ポイントに到着したら、シュノーケリングで水に慣れることから始めます。
ガイドが同行し、ライフジャケットや水中でつかまることができる「浮力体」も用意しているので、泳ぎが苦手な方でも大丈夫です。世界有数の透明度を誇る慶良間の海を楽しみましょう!
いよいよ体験ダイビング
photo by そとあそび
第2ポイントに到着したら、いよいよ体験ダイビングのスタートです。
1~2名の参加者に対し、1名のインストラクターがついて、装備の使用方法やハンドサインの確認、動き方など、ダイビングの基本を教えてくれます。
ウミガメと逢えることを楽しみに、ここでしっかり基本を身につけましょう!
慣れてきたら水中ツアーも満喫しよう
photo by そとあそび
呼吸の仕方や動き方に慣れたら、水中ツアーに挑戦♪だいたい30分~40分くらいが目安です。
色とりどりの魚と真っ白な砂、美しい珊瑚礁、水中に差し込む太陽光・・・何もかもがキラキラしていて、想像以上の別世界が広がっています。
慶良間諸島の主なポイント
photo by PIXTA
慶良間諸島には数多くのダイビングポイントがありますが、その日のコンディションにより、最適なポイントを案内してくれます。
例えば白い砂地が広がる座間味島は、カクレクマノミなど多くの魚を見ることができるポイントです。
また、真っ白な砂地に枝サンゴが広がる渡嘉敷島や、慶良間の中でも人気の高い黒島はデバスズメダイの群れを見ることができます。
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船上でランチタイム
photo by そとあそび
潜ったあとは、船の上でランチタイム。ボートに乗る前にお弁当など買っておくことをおすすめします。
デッキスペースを広くとった大型の自社ボートで、抜群の透明度を誇る慶良間の海をながめながら午後のダイビングに向けてしばしの休息。
船上でお昼寝したり、体力が余っている人はシュノーケリングを楽しんだり、各々自由に過ごしましょう。
ウミガメに逢えた・・・!
photo by そとあそび
ランチのあとは、心待ちにしていたウミガメポイントへ♪
この時点ですでに基礎の練習も終わり、水中にも慣れてきているので、状況によっては水深10mまで潜ることもできます。最初はどうしても視野がせまくなりながちですが、だんだん気持ちにも余裕ができて海全体を見渡せるようになるので、ウミガメをみつけられる確率もアップします。
そして・・・ラッキー!念願のウミガメとのご対面!
ひとなつこい愛嬌のあるウミガメもいますが、びっくりさせないように、そ~っと近づきましょう。うまくいけばウミガメと一緒に近くで記念撮影できる幸運に恵まれることも!
帰港
photo by そとあそび
慶良間の海をたっぷり楽しんだら、本島へ帰港します。
お昼寝して消耗した体力を回復するもよし、海風に当たりながら景色に浸るもよし・・・船には更衣室や温水シャワーが完備されているので、最後まで快適に過ごせます。
最後に
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いかがですか?「ダイビングは難しそう・・・」と敬遠していた方も、身近に感じていただけたでしょうか?
沖縄の海は言葉で言い表せないほどの美しさとたくさんの自然で溢れている恵みのエリアです。ダイビングを楽しめるのも、この美しい海があってこそ。
絶滅の危機に面しているウミガメを守るためにも、私たちができることを今一度考えてみるきっかけにもなるといいですね。
アウトドアレジャー予約サイト【そとあそび】では他にも沖縄のアクティビティをご紹介しています。是非ともチェックしてみてください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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