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これだけは押さえておくべき!奄美大島観光スポット18選 2016.09.14 奄美大島
日本の南の楽園と言えばやっぱり沖縄・・・いえいえ、素朴な自然や空気を楽しみたいなら奄美大島なんていかがでしょう?
海の美しさは思わずため息が漏れてしまうほどですし、青々と茂った広大なマングローブ林もぜひご覧になっていただきたい!
今回は、奄美大島の代表的な観光スポットをいくつかご紹介させていただきます♪そろそろ年末年始の過ごし方を考えている方にもおすすめですよ!
そもそも奄美大島って?
photo by PIXTA
奄美大島は、九州の南に浮かぶ島で鹿児島県に属しています。一部は奄美群島国定公園に指定され、リアス式海岸や熱帯性広葉樹林に覆われた貴重な森・サンゴ礁・マングローブ林など自然に大変恵まれています。
独特の生態系が発達していることでも有名で、ここでしか見られない動植物もたくさんいるんですよ♪リゾートでは失われつつある自然や田舎ならではの文化を満喫したい方にはぴったりの場所と言えます。
ここでは空港や市街地が近く、奄美の文化に触れながら自然も楽しめる奄美北部の観光地と、奄美海峡や加計呂麻島の息を飲むような絶景とマングローブなどの亜熱帯植物を見られることのできる南部に分け、おすすめスポットをご紹介していきます。
奄美本島・北部(竜郷町、笠利町、名瀬市内)
https://www.instagram.com/p/BQZHL__lrjt/
奄美空港がある北部地域。奄美の玄関口である奄美空港の近辺には人気の観光スポットも多く、比較的平地が多いのでドライブにもおすすめです。
奄美大島最大の市街地、「名瀬市街地」や、第二の島の玄関口「名瀬港」までも国道が通っているので車で1時間以内とアクセスもGOOD!
空港近辺や名瀬市街地に宿泊される方にもぜひおすすめです。ぜひ参考にしてくださいね。
1.土盛(ともり)海岸
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まずご紹介させていただきたいのはやっぱり海!白い砂浜にエメラルドグリーンの海が広がる土盛海岸は、ここが日本ということを忘れる程の美しさです。
目で楽しむのもいいですが、遠浅の海は波も穏やかなのでシュノーケリングやビーチコーミング(貝殻やサンゴなど、海からの漂着物を収集すること)にもぴったり♪
運が良ければ砂浜を歩くヤドカリを見ることができるかも・・・しかも天然記念物に指定されているオカヤドカリも見られると言うから驚き!天然記念物を間近で見られるって、なかなかできない体験ですよね♪海をアクティブに満喫するのにおすすめのスポットです!
■基本情報
・名称:土盛海岸
・住所:鹿児島県奄美市笠利町大字宇宿2127
・アクセス:奄美空港から車で5分
2.あやまる岬
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奄美十景にも選ばれているあやまる岬。なんと岬からはサンゴ礁の海が一望できるんです!コバルトブルーとエメラルドグリーンの海のコントラストは一見の価値ありですよ♪
しかも岬は太平洋に突き出しているので、180度以上の海と広がる水平線を楽しめます。海を独り占めしているかのような気分になれますよ♪岬の下には遊具やグランドゴルフが楽しめる観光公園もありますので、小さな子供連れでも思いっきり楽しむことができますね。
「あやまる」という名前は、この岬一帯のなだらかな地形が綾(あや)に織られた手毬(てまり)によく似ているところから、あやまると伝えられるようになり、地名となったのだろうと言われています。すてきな伝説の残るスポットでぜひぜひリフレッシュしちゃってください♪
■基本情報
・名称:あやまる岬
・住所:奄美市笠利町大字須野
・アクセス:奄美空港から車で15分
・電話:0997-63-1111(奄美市役所笠利総合支所)
3.大浜海浜公園
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美しい夕日を満喫したい方におすすめなのがこちら大浜海浜公園。日本の渚100選にも選ばれているおすすめスポットです。東シナ海に沈んでいく夕日は圧巻!本当に素晴らしいものを見ると人間って言葉が出なくなるものなんですね・・・。
道路脇には亜熱帯植物のアダンやガジュマル、バナナが実っていたりと南国ムード満点です♪バードウォッチングやウミガメの産卵が見られる場所としても有名なんだとか。
公園内には奄美の海を学べる奄美海洋展示館やキャンプ場、バーベキュー場などもあり様々な楽しみ方ができそうです♪
■基本情報
・名称:大浜海浜公園
・住所:奄美市名瀬小宿大浜701-1
・アクセス:奄美空港から車で1時間、名瀬港から車で20分
・電話:0997-55-6000(奄美海洋展示館)
・営業時間:公園は常時開放、奄美海洋展示館は9:30~17:30
・休園日:年中無休
・料金:入園料なし。海洋展示館、キャンプ場は別途利用料あり
4.金作原原生林
photo byそとあそび
金作原原生林は奄美の中でも亜熱帯の植物がそのまま残っていて、まさに東洋のガラパゴスといった風景を楽しむことができます。個人でも行くことができますが、おすすめはツアーガイドと一緒に行く奄美の魅力を巡る1日ツアー!
金作原原生林を楽しむポイントや、珍しい植物や森の生き物たちをレクチャーしてもらいながらトレッキングするので、より興味深く植物を観察することができますよ!
特に生きた化石と言われる巨大なヒカゲヘゴは必見。その圧巻の大きさに日本にいることを忘れてしまいそうです。
photo byそとあそび
散策が終わり、地元のお店でランチを楽しんだ後は、後にもご紹介する住用町のマングローブの森でカヌー体験。
出発前にパドルの持ち方や、基本的な操作を練習するので、初心者の方でもご安心して参加することができますよ。慣れてきたらこんなマングローブのトンネルも進むことができるんです。まるで映画の中の冒険者になったようですね。
一緒に漕ぐのは4歳からOKですが、3歳以下のお子様も保護者が抱っこして乗ることができるので、ファミリーにもおすすめのツアーですよ。ぜひ金作原原生林に行かれる方は予約してみてくださいね。
■基本情報
・名称:サンゴとヤドカリ 奄美大島マングローブカヌーツアー
・コース名:【奄美の魅力を巡る1日ツアー!】金作原原生林散策とマングローブカヌー ◆写真付
・所要時間:約8時間
・集合時間:9:00
・対象年齢:なし ※4歳から有料。3歳以下のお子様も保険(1人200円)加入が必要
※小さなお子様は、保護者の方が抱っこしてカヌーに乗っていただきます
・開催期間:通年
・集合場所:鹿児島県奄美市笠利町節田318 サンゴとヤドカリ
・アクセス:奄美空港から車で3分
・料金:9,800円~
5.ビラ海岸のモーターパラグライダー
photo by そとあそび
奄美空港から車で15分のビラ海岸では、奄美の澄んだ青い海と眩しい真っ白な砂浜を空から眺めるモーターパラグライダーツアーが開催されています。
ベテランパイロットとのタンデムフライト(2人乗り)で、操作はすべてお任せできるので、全くの初心者でも高度200mの世界を満喫することができますよ!
「飛びたい!」という気持ちがあれば、3歳(身長120cm)から参加可能!大人にとっても子供にとっても忘れられない思い出になること間違いなしです!
空から見るエメラルドグリーンの海は絶景!地上からとも飛行機からとも違う特別な景色をぜひ味わってみては!?
■基本情報
・名称:フットランチアマミ 奄美大島モーターパラグライダー
・コース名:【奄美の青い海とサンゴ礁を楽しむ遊覧飛行!】タンデムフライト◆写真付き
・所要時間:1人約20分(フライト時間約15分)
※先着順で1人ずつフライトするため、待ち時間が生じる場合あり
・集合時間:10:00/11:00/12:00/13:00/14:00/15:00
※開催日当日の朝9時ごろに、集合場所・集合時間の詳細を代表者様にご連絡。主なフライト場所は「ビラ海岸」となりますが、気象状況により集合場所及び開催場所が変更となる場合があります(他に3箇所のフライトエリアあり)
・対象年齢:身長120センチ以上(3歳くらいから)
・開催期間:通年
・集合場所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木(東海岸バス停側) ビラ海岸
・アクセス:奄美空港から車で15分
・料金:8,500円~
6.北部海岸のシュノーケリング
photo byそとあそび
奄美北部の海でシュノーケリングはいかがですか?奄美大島の海は一年中温暖で、しかも透明度抜群。こんな海でシュノーケリングしたら、どんな景色が見られるのかわくわくしますよね!?
奄美大島の海は大きなサンゴ礁も点在しているので、そこに住むカラフルな熱帯魚たちにも会うことができるんですよ。もちろん最初は浅瀬で練習するので、初めてのシュノーケリングでもご安心を。
ご紹介するサンゴとヤドカリのツアーは4歳から参加OKですが、不安なところは浮力のあるボードにつかまっていくことができます。どなたでも楽しめる工夫があるのも、島ならではのホスピタリティを感じますね。
photo byそとあそび
4月から6月、10月以降は運が良ければウミガメにも会えるかも!?この時期になるとウミガメの餌場になるところでシュノーケリングをするので、ウミガメに出会える確率がグッと上がりますよ!
■基本情報
・名称:サンゴとヤドカリ 奄美大島シュノーケリング
・コース名:【4歳からOK!美しい珊瑚礁&たくさんの生きものとふれあえる!】シュノーケリング半日
・所要時間:約3時間(シュノーケリング約60分)
・集合時間:9:00/13:00
・対象年齢:4歳から(※ライフジャケットは90センチからのご用意)
・開催期間:3月~12月
・集合場所:鹿児島県奄美市笠利町節田318 サンゴとヤドカリ
・アクセス:奄美空港から車で3分
・料金:4,300円~
7.大島紬村
初売りセール https://t.co/jBiXAlW8Uj pic.twitter.com/ZqmvrviGyj
— 大島紬村 (@tsumugimura) January 2, 2016
奄美の自然を楽しんだ後は文化に触れてみるのはいかがですか?奄美大島と言えば大島紬。
大島紬は日本を代表する絹織物で、自然をモチーフにした独特の柄と、泥染から作られる光沢ある黒色は品よく着ることのできる最高級の着物として島内外から人気があります。
ここ大島紬村では、工場見学だけでなく、実際に泥の中に入って絞り染めを楽しめる泥染め体験や、実際の機織り機で大島紬を折ることのできる機織り体験(要予約)もできるんです。
実際に大島紬を着てみたい方には着付け体験もありますよ。一度袖を通すと、その良さがぐっと身に染みるかと思います。記念撮影もできるので、普段着物に縁のない方もぜひお試しくださいね。
■基本情報
・名称:大島紬村
・住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945番地
・アクセス:奄美空港から車で30分
・電話番号:0997-62-3100
・開館時間:9:00~17:30
・休館日:なし
・製造見学料:大人500円、子供250円 ※その他、各種体験には別途料金が発生します
8.セントラル楽器
https://www.instagram.com/p/BSKxckUhP1P/
奄美大島は鹿児島に属しますが、文化や食べ物は沖縄の文化ともかなり似ています。そんな沖縄文化を感じさせるのが「三線(さんしん)」。
三線文化のある奄美大島には島唄や民謡も多く、聞いているだけでノスタルジックな雰囲気になります。ここ、セントラル楽器は昔から奄美の島唄を広めようと、自主レーベルを立ち上げるなど奄美音楽の発展の立役者。
今でもiTunes Storeから島唄を配信させたり、新しい目線で島の音楽を世界に発信しています。店舗では三線などの島の楽器はもちろん、島唄や新民謡のCDを数多く取り揃え、お土産に買うこともできますよ。
周りは奄美で一番大きい名瀬市の商店街なので、観光地とはまた違う普段の島の町並みなども見れられます。ぜひ散策がてら立ち寄ってみては?
■基本情報
・名称:セントラル楽器
・住所:奄美市名瀬末広町1-20
・アクセス:奄美空港から車で50分
・電話番号:0997-52-0530
・営業時間:10:00-19:00
・定休日:年中無休
9.鶏飯みなとや
https://www.instagram.com/p/BPuzi78juyR/
奄美の郷土料理といえば「鶏飯(けいはん)」。古くは江戸時代の頃、高級料理として振る舞われた「鶏肉の炊き込みご飯」を庶民でも食べられるようにと、当時の旅館「みなとや」の女将さんが開発してできたのがこの「鶏飯」。
鶏を蒸して裂いた身と錦糸卵、漬物、甘く煮たしいたけを細く刻んだものなどを乗せて、鶏スープをかけていただきます。
島の給食でも出てくるほど、奄美ではメジャーな食べ物で、島の至る所で食べることができます。最近では東京などでも食べられるお店が増えてきましたが、やはり行くなら元祖鶏飯の生みの親「みなとや」さん。
今では旅館でなくお食事処になっていますが、その美味しさは変わらず島の人々に愛されています。食べ方が分からないという方はぜひ島の人やお店の方に聞いてみてくださいね。
■基本情報
・名称:鶏飯元祖 みなとや
・住所:鹿児島県奄美市笠利町外金久81
・アクセス:奄美空港から車で10分
・電話:0997-63-0023
・営業時間:11:00~15:00頃(スープがなくなるまで)
・定休日:不定休
10.それいゆファーム
果樹園と養蜂場、ヤギの牧場があるそれいゆファーム。ここではできたてのはちみつや、フレッシュなトロピカルフルーツを使ったスムージー、採れたて野菜を使ったランチなどを頂くことができます。
ドライブの休憩に寄ってスムージーで一休みしたり、かわいいヤギに癒されたり、絶滅危惧種のマダガスカルリクガメに驚いたりと、カップルでもファミリーでもお友達同士でも楽しい時間を過ごせますよ。ぜひおすすめです。
https://www.instagram.com/p/BFqO8GfM5Y6/
■基本情報
・名称:それいゆファーム
・住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1346番1
・アクセス:奄美空港から車で10分
・電話番号:0997-69-4802
・営業時間:11:00~18:00
11.ハートロック
ソレイユファームから歩いていくことのできるハートロック。
その名のとおりハートの形をした潮だまりです。干潮の時しか見ることができないので、見られるのは一日の中でもわずかな時間のみ。なかなか見ることのできない貴重なハート型だからこそ、恋愛のパワースポットとしても人気があるんですよ。
ぜひソレイユファームや近くに立ち寄った際は行ってみてくださいね。
待ち受けにするといいことがあるらしい奄美大島のハートロック
iPhoneから pic.twitter.com/HcEM8UPQpI— yuki (@rsticn) September 2, 2016
■基本情報
・名称:ハートロック
・住所:鹿児島県大島郡 龍郷町赤尾木
・アクセス:奄美空港から車で10分、徒歩5分
※ばしゃ山村から3分ほど、名瀬市街地方向に進むと左手に駐車スペースがあり。
奄美本島南部・加計呂麻島(奄美市住用町、瀬戸内町、加計呂麻島)
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奄美海峡や加計呂麻島があり、独特の瀬戸内町の雰囲気を味わえる奄美本島南部。東南部には日本第二位の面積を誇る、住用町のマングローブ林もあり、奄美ならではの景色を見られるスポットが多くあります。
12.マテリヤの滝
photo by PIXTA
村と村との間に山越えの道しかなかった昔、旅人の疲れを癒したのがこのマテリヤの滝だったと伝えられています。神秘的なその姿に見とれてしまうこと間違いなしのスポットです!
木々が生い茂り昼間でも暗いこの場所で、滝つぼの上から光が射しスポットライトのように滝を照らしていた様子が“本当に美しい太陽の滝つぼ(マティダヌコモリ)”だったので、それが転じて「マテリヤの滝」と呼ばれるようになったのだとか。
現在では奄美フォレストポリスという森林公園内にあります。オートキャンプ場やバンガローもありますので、大自然を1日中思いっきり楽しみたい方におすすめのスポットです♪
■基本情報
・名称:マテリヤの滝
・住所:鹿児島県大島郡大和村大金久
・アクセス:奄美空港から車で2時間、名瀬港から車で1時間20分
・電話:0997-57-2111(大和村役場)
13.黒潮の森マングローブパーク
https://www.instagram.com/p/BSAwcTuBl-n/
こちら黒潮の森マングローブパークは、奄美群島国定公園特別保護区に指定されたマングローブ原生林のすぐそばにある公園で、遊歩道の散歩やカヌーでマングローブを間近で見ことができます。
カヌーの操作に慣れてきた頃には珍しい蝶や干潟を歩くカニに気づけるかも!満潮時を選べばマングローブの林の奥の方まで進むこともでき、ここでしか見られない不思議な生物たちにもっともっと会えるはずです♪
■基本情報
・名称:黒潮の森マングローブパーク
・住所:鹿児島県奄美市住用町石原478
・アクセス:奄美空港から車で1時間15分、名瀬港から車で35分
・電話:0997-56-3355
・開園時間:9:30~18:00
・休園日:元日
・入園料:高校生以上500円、小中学生300円、4歳以上100円、3歳以下無料
(シアター室、展示室、グラウンドゴルフプレイ料込)
14.ホノホシ海岸
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奄美本島の東南部にある太平洋に面した海岸「ホノホシ海岸」。荒々しい波に洗われて、海岸に転がる石は丸い玉石ばかり。
波が打ち寄せるたびに、その玉石同士がぶつかってカラカラ鳴る音が聞こえてきます。その音と波の音のハーモニーは自然のオーケストラを聴いているよう。いつまでもそこにいたくなるほど、癒されること間違いなしです。
ただこの丸くてかわいい石たち。持ち帰りは絶対に厳禁です。
昔から島の人々に、パワーが強いと信じられているこの玉石たち。持って帰ると夜な夜な勝手に動き出し、持ち帰った人に災いが起こると言われています。海岸で触るのは問題ないので、触った後は石は置いていってくださいね。
■基本情報
・名称:ホノホシ海岸
・住所:大島郡瀬戸内町古仁屋船津
・アクセス:奄美空港から車で2時間、名瀬港から車で1時間20分
・電話番号:0997-72-1111(瀬戸内町役場)
・営業時間:常時開放
※太平洋に面しているため悪天候の場合は危険です。台風の前後は役場に確認しましょう
15.油井岳展望台
https://www.instagram.com/p/-39UbaoD67/
奄美大島の本島南部にある油井岳展望台。ここからは大島海峡とその先の加計呂麻島を見渡すことのできる絶景ポイント。
この辺りは瀬戸内町といって、その名のとおり瀬戸内海に似て静かな美しい海を望むことができます。奄美本島と、加計呂麻島に挟まれ、荒々しい外海から守ってくれる大島海峡は、台風の際に船の避難所にもなっています。
油井岳展望台からはそんな大島海峡や、晴れていれば周辺の離島まで見ることもできます。特におすすめは、夕方の日が沈む時間帯。息をのむような景色を拝みに行ってみては!?
■基本情報
・名称:油井岳展望台
・住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町
・アクセス:奄美空港から車で1時間40分、名瀬港から車で1時間
・電話番号:0997-72-1115(瀬戸内町まちづくり観光課)
・営業時間:常時開放
16.マリンビューワーせと
4月4日(火曜日)古仁屋上空「晴れ」本日の水中観光船せとは「通常運航」します。お出かけ前にお電話にてご予約下さいます様、お願い致します。皆様のご利用ご乗船お待ち致しております。
— マリンビューワー「せと」 (@amamiseto) April 3, 2017
奄美空港から車で2時間ほどのところにある古仁屋港。ここからはマリンビュアー「せと」という、かわいいクジラの形をした水中観光船が毎日出港しています。船室が海中に出ている半潜水艦船なので、サンゴ礁や熱帯魚を目の前に見ることができるんですよ。
コースは三種類あり、日によってコンディションの良いコースを選んでくれるのだそう。サンゴの種類が豊富な「安脚場コース」、大島海峡内の熱帯魚を多く見られる「黒崎コース」、色とりどりの熱帯魚やサンゴ礁に出会える「瀬戸埼コース」。
どのコースを選んでも、ここでしか見ることのできない絶景を楽しめそうですね。シュノーケリングができないお子様や、海の苦手な方でも楽しめるので、ぜひご利用ください。
■基本情報
・名称:マリンビューワーせと
・住所:大島郡瀬戸内町大字古仁屋字大湊26-14 古仁屋漁港ターミナルビル1階(せとうち海の駅)
・アクセス:奄美空港から車で110分、名瀬港から車で70分
・電話番号:0997-72-1326
・営業時間:8:30~17:30(1時間おきに1日7便)
・料金:大人2,500円、子供1,250円
17.加計呂麻島
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奄美空港から車で1時間40分の古仁屋港から、さらに船で20分。大島海峡を越えてたどり着く「加計呂麻島」。周囲は150キロあり、東西に広くいびつな形をしているので見どころも満載なんです。
奄美本島からはフェリーかけろまに乗って、西側の「瀬相(せそう)港」か、東側の生間(いけんま)港へ行くことができます。加計呂麻島を十分に楽しむなら、朝が早く、最終便が遅い瀬相港の便がおすすめです。
天候が悪い時は驚くほど風が強いですが、普段は猫が寝転がっていたり、波の音が聞こえてきたり、奄美本島よりもさらに離島感のあるのんびりした空気を味わうことができます。
島に降り立って散策するもよし、レンタカーを借りて島の風景を見ながらドライブするもよし、島のおばあと語らうもよし。加計呂麻島ならではの雰囲気を思う存分味わってくださいね。
最近はシェアサイクルも始まり、島内を電動アシスト付き自転車で回ることもできるようになりました。そんなに遠くには行けないけれど、海岸線をのんびりサイクリングしたり、島内をゆっくり観光するにはちょうどいいアイテムですね。
■基本情報
・名称:加計呂麻島
・瀬相(せそう)港住所:大島郡瀬戸内町瀬相110
・電話番号:0997-75-0430
・生間港(いけんま)港住所:大島郡瀬戸内町生間51−3
・電話番号:0997-76-0619
※出発時刻等は時期によって異なる場合があります。電話もしくは瀬戸内町HPにてご確認ください
18.於斉のガジュマル
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加計呂麻島でぜひ行きたいのが「於斉(おさい)のガジュマル」。加計呂麻島の南部にあり、瀬相港から南に抜けるトンネルを進んですぐのところにあります。
映画「男はつらいよ」シリーズの最終話にも出てきたこともあり、幅広い世代に人気の観光スポットです。島内でも指折りの立派なガジュマルの木にはブランコも!
目の前には白い砂浜と美しい海が広がり、なんともロマンチックな光景です。子供だけでなく大人も楽しめること間違いなしですよ。
ぜひ海を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみてくださいね。
■基本情報
・名称:於斎のガジュマル
・住所:鹿児島県奄美郡瀬戸内町於斉
・アクセス:瀬相港から車で約10分
・電話番号:0997-72-4567(NPO法人 瀬戸内町観光物産協会)
最後に
いかがでしたでしょうか?
奄美大島にはおすすめの観光スポットがたくさん!手つかずの自然を思いっきり楽しみたい方にはぴったりの場所です。
1泊しかできない方は北部の観光スポットやパラグライダーやシュノーケリングなどの体験ツアーを楽しんでみては?
旅程に余裕のある方は、南部のゆったりとした離島感もぜひ味わってくださいね。充実の旅になること間違いなしです♪
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では奄美大島をはじめ、旅行やお出かけ先で楽しめるレジャーをたくさん紹介しています。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見ができますよ!
(編集部注*2016年2月29日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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