北海道の雄大な自然を満喫！登山初心者向けの山10選 2017.08.29 トレッキング北海道

日本が誇る自然の宝庫、北海道！その大自然を楽しむのにぴったりなのが登山です。ここでは、登山初心者向けの北海道の山を10カ所ご紹介！さらに登山初挑戦の方への練習や、番外編もありますよ♪

北海道と言えば思い浮かぶのが、新鮮な海鮮や雪、そしてスケールの大きな自然ですよね。美しい丘陵地帯や湿原、湖、流氷などが見られる北海道はまさに大自然の宝庫！

そんな北海道の自然を自分のペースでゆっくり満喫するなら、おすすめなのが登山です。「でも北海道の山って登るのきつそう…」「手軽に登れる山ないかな？」という方のために、今回は自然をたっぷり満喫できちゃう道内の登山初心者向けの山を10スポットご紹介します！

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最初に、登山は初めてという方の練習の場として、知床の原生林をトレッキングできるツアーをご紹介します。さらに後半では、番外編としてアニマル・ネイチャーウォッチングのツアーもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください♪

【導入編】登山前の練習にぜひ！知床のトレッキングツアー

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2005年7月に国内で3番目の世界自然遺産に登録された知床には、ヒグマやエゾシカ、シマフクロウ、オオワシといった生き物が暮らし、また海と森が共生した、世界的にも貴重な生態系を維持している場所。

特に知床五湖と周辺に広がる原生林は、世界自然遺産・知床の象徴的存在です。そこから彼方に知床連山を望む大パノラマは絶景！

1.知床で１日トレッキングを楽しむ！

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知床オプショナルツアーズSOT！では、知床の森を観察しながらトレッキングが楽しめるツアーを開催しています。

中でもおすすめのコースが、【知床を知る！自然満喫】知床1日ツアー。午前は知床五湖、午後は原生林の深部を散策します。ツアーに出発する前にヒグマに出会ってしまった時の対処法や、双眼鏡の操作方法の確認などを行い、準備ができたらいよいよ出発！

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断崖の上にできた美しい知床五湖の湖面には知床連山が映り込み、見る者に感動を与えてくれます。湖には野生のエゾシカが餌を食べに来たりと、野生生物にとっても重要な役割を果たしていて、自然の営みを実感できます。

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他にも知床岬まで見える海の絶景やヒグマの冬眠穴など、見どころ満載！

知床オプショナルツアーズSOT！では、その他知床五湖を半日で周るコースや、早朝開催の知床の自然が凝縮されたフレペの滝コース、秋限定開催のサケマスの遡上を観察するコース、冬には知床の海にやってきた流氷の上を歩く体験が盛り込まれた多彩なコースを開催しています♪

知床オプショナルツアーズ　ＳＯＴ！

北海道斜里郡斜里町ウトロ香川67

・サービス名：知床ネイチャーウォッチング＆トレッキングツアー
・所要時間：約1時間45分~
・対象年齢：小学1年生以上~
・料金：2,500円~

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2.知床の森のけもの道をトレッキング！

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また知床ナチュラリスト協会SHINRA（シンラ）が開催しているのが、知床の森にある未整備のけもの道をトレッキングする【ガイドオススメ！ディープな知床の森へ】絶景！知床けもの道ガイドウォークのツアーです。

ツアーの車を降りるとすぐ目の前には、手つかずの原生林が広がります。ガイドから自然との関わり方について軽くレクチャーを受けたら、ツアースタートです。

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背の高い樹木が空からの光を遮り、まさに原生林といった雰囲気。一方で樹木が倒れた場所には光が当たり、新しい息吹が生まれていることも確認できます。

水場では動物たちの形跡が確認できたり。そうした痕跡とガイドの解説から、動物達がどう生きているかを想像してみるのもツアーの楽しみのひとつです。さらにツアー中にはキタキツネ、エゾシカなどを実際に見られることもあるそう。

知床ナチュラリスト協会SHINRA（シンラ）

北海道斜里郡斜里町遠音別村岩宇別531番地知床自然センター

・サービス名：知床五湖周辺トレッキングツアー
・所要時間：約1時間30分~
・対象年齢：小学生以上
・料金：3,100円~

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登山初心者におすすめの山10選

大自然を満喫しつつトレッキングを楽しんだら、次はいよいよ登山に挑戦してみましょう。

北海道の登山初心者向けの山、10スポットを紹介します。

1.樽前山：1,041ｍ

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北海道南西部にある支笏湖の南、苫小牧市の北側に位置する樽前山（たるまえざん）は、山頂に天然記念物に指定されている溶岩ドームを掲げる活火山。七合目には駐車場があるので、そこまで車で行くこともでき、七合目から登山道を登って約1時間で頂上に登れます。

登山道は初心者向けながら、ミヤマハンノキ、ウコンウツギ、タルマエソウなどの高山植物、水蒸気を上げる大迫力の溶岩ドーム、太平洋、支笏湖やその向こうには紋別岳と、見どころが満載！お子様からシニアまで楽しめる山です。

樽前山は樹木の無い裸山なので、天気の急変や霧の発生に注意が必要です。雨具や最低限の装備は用意しましょう！

また強風で砂埃が舞うことがあるので、サングラスなどがあると目を保護できてベター。備えあれば憂いなし、きちんと準備をして大自然を満喫しましょう♪

樽前山

北海道苫小牧市樽前

・アクセス：【車】苫小牧市内から七合目ヒュッテまで約60分

2.鷲別岳：911ｍ

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鷲別岳（わしべつだけ）は登別市と室蘭市にまたがる山で、「室蘭岳」とも呼ばれています。レベルに合わせて夏道コース・西尾根コース・水元沢コースの3コースがあり、初心者の方にはなだらかで距離の短い夏道コース、または少し距離の長い西尾根コースがおすすめ。夏道コースなら約80分で山頂に到達できます。

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スタート地点ではそれなりに広かった道も、途中からひと1人が通れるくらいに。野鳥のさえずりや森林浴を楽しみながらダケカンバの樹林帯を抜けていきます。森林限界（高木が育たなくなる限界高度）を超え、だんだんと視界が開けてきて、丘を登れば山頂に到着。

山頂からは太平洋が遠望でき、ふもとの室蘭市街を一望できます。ハイキング感覚で楽しめる、地元民にも人気の鷲別岳、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

鷲別岳（室蘭岳）

北海道登別市川上町

・アクセス：【車】JR東室蘭駅より約20分

3.黒岳：1,984ｍ

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北海道の中央部にそびえる山々を総称して、大雪山と呼びます。その中でも一番短い時間で山頂にたどり着けるのが、秀峰・黒岳です。大雪山の玄関口、層雲峡から層雲峡・黒岳ロープウェイか黒岳ペアリフトを利用すれば、一気に七合目の標高1,520ｍ地点まで行くことができます。

七合目から山頂までは約1時間から1時間30分程度。8合目付近から増える数々の高山植物や、雲海の向こうに浮かぶニセイカウシュッペ山の幻想的な景観を楽しみながら登りましょう♪

今日はすっきり見える大雪山連峰。旭岳、黒岳 pic.twitter.com/rvmWsK4xcJ

— wiitomo (@wiitomo) April 17, 2017

山頂に到着すると、大雪山の山々が連なる大展望が待っています！また、イワウメ、コマクサ、キバナシャクナゲなどの高山植物が咲き乱れる別世界でもあり、澄んだ空気と壮大な景色に心が洗われるようです。

下山後は、年間100万人もの宿泊客が訪れるという層雲峡温泉でもくつろげますよ♪ここでも四季折々の峡谷美や景観を満喫できるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

黒岳

・アクセス：【車】旭川空港より約1時間30分
【バス】ＪＲ石北本線上川駅より道北バス「層雲峡・上川線」で約30分

4.旭岳：2,291m

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旭岳は大雪山の最高峰、そして北海道最高峰の山でもあります。麓の旭岳温泉からロープウェイで「姿見駅」まで登れば、山頂まで約2時間半で登頂できます！また山頂は、まるで天上の世界のような光景が広がります。

ここでも注意しておきたいのが、服装や装備品。旭岳は真夏でも天候の急変により体感温度が0度になることもあるので、調整できる服装で登山してください。また標高が高くなるにつれ、砂利や岩場が増えていくので、トレッキングシューズやストックがあると安心です。

見どころは、旭岳ロープウェイの「姿見駅」から約20分ほど登った地点の姿見の池。これから登る山頂部が水面に映る、絶好のシャッターポイントです♪

そして天候が良ければ、山頂からは西側斜面から姿見の池やその先に広がる広大な大地、北西には日本一紅葉が早い高層湿原沼ノ平、東には大雪山の山々が連なる絶景の数々は鳥肌もの！一生に1度は見ておきたい光景です。

旭岳

北海道上川郡東川町勇駒別

・アクセス：【車】旭川空港より旭岳ロープウェイ「山麓駅」まで約60分

5.武佐岳：1,005ｍ

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北海道百名山の1つ、武佐岳は道東の中標津町と標津町にまたがる山。中標津町からの登山道を利用して、2時間半ほどで山頂まで登ることができます。

武佐岳の魅力はなんと言っても山頂からの眺望！眼下には地平線まで広がる根釧台地、カムイヌプリなどの摩周湖周辺の山々、オホーツク海や野付半島、根室半島といった絶景が待っています♪

地球の丸さがわかるほどダイナミックな光景に心奪われること間違いなし！

武佐岳

北海道標津郡中標津町武佐

・アクセス：【車】中標津空港より車で約1時間1０分

6.富良野岳：1,912ｍ

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フラワーランドかみふらのから、十勝岳連峰を望む。富良野岳の麓には日の出公園の全景も写っている。#十勝岳　 #上富良野 pic.twitter.com/BZ8NjWpwS9

— toshi (@toshi33731) March 21, 2017

富良野岳は、石狩山地の十勝岳連峰の最南部にある山。くっきりと美しい稜線や山頂付近に広がるお花畑が人気で、トップシーズンには家族連れも多く登りやすいと評判です。山頂からは富良野の街並みや十勝岳などの眺望が楽しめます。

登山道はなだらかですが、歩行時間は長めで往復6時間ほど。コースには道が荒れている場所やぬかるみがあるので、トレッキングシューズは用意しておいた方が良いでしょう。天候も変わりやすいので雨具は必須です。

#信じていたのにウソだった知識
ラベンダーは多年草。初めて富良野に行くまで「木」だとは全く思わなかった。 pic.twitter.com/ASvjBQ9p8v

— するめ@役満製造機 (@baimankyo) April 17, 2017

そして下山後もお楽しみがたくさん！観光地としても人気の高い富良野岳周辺は、十勝温泉や富良野のラベンダー畑、おしゃれなカフェなどが充実していて、女子旅にもおすすめです♪

富良野岳

北海道空知郡上富良野町吹上

・アクセス：【車】旭川空港より約6０分

7.雌阿寒岳：1,499ｍ

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釧路市と足寄町をまたぐ雌阿寒岳（めあかんだけ）は、阿寒岳とも呼ばれる日本百名山の1つ。活火山でもあります。登山道はいくつかありますが、雌阿寒温泉からとオンネトー湖畔からの登山道がメジャー。

両コースとも3時間ほどで登頂でき、比較的登山道の整備が行き届いているので、歩きやすく家族連れの姿も見られます。

活火山だけに噴煙が上がっている場所もあり、迫力満点！火口には雨水が溜まってできた青沼や赤沼があり、神秘的です。山頂からは阿寒富士やエメラルドブルーの湖「オンネトー」を見渡せる絶景スポットです。

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ふもとにはマリモで有名な阿寒湖があるほか、阿寒湖温泉、雌阿寒（野中）温泉があるので、下山後に疲れを癒すのにぴったり。またキャンプ場もあるので、前泊するのもおすすめです♪

雌阿寒岳

北海道釧路市雌阿寒岳

・アクセス：【車】帯広駅より約1時間4０分

8.イワオヌプリ：1,116m

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北海道南西部のニセコ連峰の一つ、イワオヌプリはニセコ連峰の中で最も新しい活火山です。アイヌ語で「硫黄の山」という意味を持ち、硫黄成分が多い土壌では大きな樹木が育たないので、見晴らしが良いのが特徴。

山頂からはイワオヌプリを始めとするニセコ連峰の山々や羊蹄山、昆布岳が望めます。

登山道は、高山植物が茂る場所や火山から噴出した砂や岩に覆われた場所など変化に富み、気分は冒険家！登頂から下山まで2時間強という短い時間で楽しめるので、装備も必要最低限で大丈夫ですよ。下山後は五色温泉をゆっくり楽しむのがおすすめです♪

イワオヌプリ

北海道虻田郡倶知安町イワオヌプリ

・アクセス：【車】札幌駅より約2時間

9.礼文岳：490ｍ

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稚内市の西約60km、日本海にある離島の礼文島にあるのが礼文岳です。標高490ｍと低い山ではありますが、礼文島内では最も標高が高く、山頂からはスコトン岬や樺太、利尻富士などをパノラマビューで楽しめます。

登山道は現在、内路～山頂までの1コースのみ。他のルートは廃道となっていて過去には遭難事故も起きているので、絶対に正規のコース以外は進まないようにしましょう。

https://www.instagram.com/p/BQkTRMXjN4a/?hl=ja&tagged=%E7%A4%BC%E6%96%87%E5%B2%B3

山頂までは約2時間で登れますが、標高約350ｍほどでハイマツ帯となり、まるで1,000ｍ以上の高い山のような光景が広がります。北の果ての山に登頂するという意味でも、貴重な体験になるはず！

礼文岳

北海道礼文郡礼文町船泊村礼文岳

・アクセス：【車】稚内駅より約1時間50分（フェリー含む）

10.駒ヶ岳：1,131ｍ

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北海道駒ヶ岳は寛政十七年六月十三日（1640年7月31日）、山体崩壊を起こして大沼公園をつくった。 pic.twitter.com/2IzVIfpwVU

— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) April 11, 2017

北海道南西部、渡島（おしま）半島のシンボルとして愛されている秀峰・駒ヶ岳。大沼国立公園にそびえる活火山で、現在も火山活動が続いているため、登山できる期間は6月1日～10月31日、時間は9時～15時までに下山するという決まりがあります。登る際は事前に天候や火山活動状況も確認しておいてくださいね！

登山道は赤井川登山道入口ゲートから標高900ｍの馬ノ背までの1コースのみで、他の登山道は使用できません。初心者の方なら車で行ける6合目広場から登り始めるのがおすすめ！登山道は大小様々な石が転がっているので、こちらもトレッキングシューズがあると良いでしょう。

TeGaMi. へお越しの皆様へ

本日の駒ヶ岳です！

雲が多いですが良い天気です^^今日はお空と雲のコントラストを楽しみながら駒ヶ岳を眺めましょうね！本日も素敵な1日をご一緒に過ごしましょう！！#北海道 #天気 #函館 #森町 #大沼 #安全運転 #事故防止 pic.twitter.com/h3nNT11jeD

— TeGaMi. 北海道美容室の外身と中身 (@dinc2026) April 27, 2017