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カヌーを関東でするならココ!初心者におすすめの湖5選 2015.08.20 カヌー・カヤック 関東
流れが激しい川と違って、流れがなく大きな波がない湖は、パドルを漕ぎやすく、景色を眺めながらのんびりカヌーを楽しめるので、初心者の方が体験するのにぴったり。
「四万ブルー」と言われる鮮やかな青色の湖面が美しい群馬県の奥四万湖(おくしまこ)や四万湖(しまこ)、栃木県の日光国立公園にある中禅寺湖など、カヌー初心者におすすめの関東地方の湖を5つ厳選してご紹介します!
奥四万湖(おくしまこ)
群馬県北西部を流れる利根川水系の一級河川、四万川(しまがわ)の最上流部にある四万川ダムは、1999年に完成したばかりの新しいダム。
この四万川ダムによってできた人造湖が奥四万湖で、「四万ブルー」と言われる美しいコバルトブルーの湖面が大変有名です。奥四万湖の湖面が青く見えるのは、ダムに注ぐ四万川に湯の泉が流入して、水の中の微粒子に太陽光が当たって青い光を散乱・反射させるためだとか。
1周4kmほどと初心者でも十分周遊できるコンパクトな大きさで、標高約730mの高い位置にあるので夏でも涼やか。周囲の山々の緑と湖面のブルーのコントラストが絶景です。
四万湖
photo by そとあそび
四万川の下流の中之条ダムによって堰(せ)き止められてできた四万湖も、透き通ったコバルトブルーの湖面が特徴。時間帯や陽の光の加減で変化する湖水の色は、見る者の目を飽きさせません。周囲に落葉樹が多く、四季折々の素晴らしい自然の風景が味わえます。
1周約3kmの山に囲まれた小さな湖で、風の影響を受けにくいため、カヌービギナーでも割合簡単に操作可能。
奥四万湖、四万湖のどちらも、国民保養温泉地第1号に指定された四万温泉に程近く、カヌーの後に心と体を休めるのにうってつけです。
奥利根湖
ダムが河川を堰き止めてできた人造湖をダム湖と言いますが、利根川の最上流部、群馬県利根郡みなかみ町にある奥利根湖も矢木沢ダムによってできたダム湖で、下流の洞元湖(どうげんこ)、藤原湖と共に奥利根三湖と呼ばれます。
みなかみ町の利根川上流部は関東屈指のラフティングスポットですが、奥利根三湖はカヌーなどのウォータースポーツで人気のエリア。
周辺にはブナやナラが生い茂る利根川源流部自然環境保全地域に指定されており、奥利根湖から水源の大水上山大雪渓(おおみなかみやまだいせっけい)までの源流部は、険しい山が連なっています。
ならまた湖
利根川の支流・楢俣川(ならまたがわ)に建設された奈良俣(ならまた)ダムによってできたならまた湖は、みなかみ町から尾瀬方面の途中に位置し、至仏山(しぶつさん)などの尾瀬の峰々から流れ出る沢の水が集まって形成されています。
関東の秘境という呼び名もあるならまた湖は、人里離れた本当の大自然が広がるフィールド。ならまた湖のカヌーの旅では、まるで日本ではないような広大な山河の光景が目の前に広がります。
季節によっては、カブトムシやクワガタなどの昆虫類、運が良ければ、ニホンカモシカ、ノウサギ、ワシやタカの仲間といった野生動物に遭遇することができます。
中禅寺湖
2万年前の男体山(なんたいさん)の噴火によってできた堰止湖(せきとめこ)。11.9平方キロメートルという国内の湖沼で25番目の面積規模。水面の標高は1269mで、人造湖を除く広さ4平方キロメートル以上の湖としては、日本一の標高を誇ります。
栃木県日光市の日光国立公園に属し、湖のすぐ北には男体山、北西には高層湿原である戦場ヶ原が広がります。湖の南側には細長く突き出した八丁出島(はっちょうでじま)という半島があり、紅葉の名所として知られます。
戦場ヶ原はラムサール条約(水鳥の生態系を守るため重要な湿地を保護する国際条約)の登録地で、アカゲラやシジュウカラなどの野鳥の姿が見られます。
関東のカヌーツアーでしか味わえない自然の魅力が盛りだくさん!
前述したならまた湖のように、自然環境を保護するため、エンジン付ボート類の利用が禁止されていたり、カヌーでしか味わえない自然の魅力が盛りだくさん。
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