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西表島でカヌー♪季節ごとの服装についてお教えします! 2016.08.25 カヌー・カヤック 西表島
photo by そとあそび
西表島と言えば、緑豊かな大自然に囲まれた亜熱帯の島。特別天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめ、希少な動植物が生息する神秘の島として有名です。
そんな西表島で、他の離島とは一味違うカヌーツアーを体験してみませんか?カヌーの醍醐味と言えば、自然を間近でゆったりと楽しめること♪子供からお年寄りまで家族みんなで楽しめるのもいいところですよね。
今回は、西表島でカヌーを楽しむ際に気をつけたい服装を季節ごとにご紹介します。
そもそもカヌーって?
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”カヌー”とはブレードが付けられたパドル(オール)を用いて漕ぎ進めていく小舟の総称。ブレードが片方か両方か、使用する場所はどこか、素材は何か・・・等で「カナディアンカヌー」または「カヤック」と名称が変わってきますが、共通点は低い目線から水上の景色を楽しめるところ♪
体験してみるとすぐに気づくことですが、カヌーに乗っていると非常に水に近く、風を敏感に感じられることに驚きます。川のせせらぎ・鳥たちのさえずり・木々のざわめき、風のささやき・・・自然に溶け込んで一体となったかのような気分を味わうにはぴったりです!
西表島でカヌーを楽しむ際の服装
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服装は、基本的には“保温効果があり速乾性のある化繊でできた素材のもの”がおすすめです。具体的には、トップは長袖のラッシュガードにTシャツ・もしくは長袖の化繊のTシャツ、ボトムはスポーツ用のレギンスやタイツにハーフパンツ等が適しています。
ここでは季節ごとにおすすめのスタイルや注意点をまとめてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
春【3月から5月上旬】
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春は沖縄の言葉で「うりずん」と呼ばれる気持ちいい季節。3月の頭から少しずつ暖かくなってきて、20度を超える日も多くなってきます。4月からは日差しも強くなって過ごしやすい気候です。
ただし、西表島は山が多く、日陰になると急に冷えたり、スコールのような土砂降りの雨に降られることもあります。
そんな春のカヌーでは、半袖のTシャツに防水の羽織モノがあると便利。着替えは多めに、アウターのウィンドブレーカーなどは防水、撥水性のあるものを選びましょう。
レインポンチョなどもバッグに忍ばせておくとGOOD。コンパクトになるタイプが多く、雨が降った時にバッグの上からでもさっと着ることができるので重宝しますよ。
kiUさんのレインポンチョを購入したんだけどオシャレで機能性も良くて細いひとも太めな人も荷物が多い人も使えるの!
今日は雨だったからもう売り切れちゃったけどフェス関係でレインコート、ポンチョ欲しい人にはおすすめ! pic.twitter.com/731DygxSE5— ユキミ (@aaf2475e882544d) 2016年4月29日
夏【5月下旬~9月】
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沖縄の夏は本土よりも長く、5月ごろから9月くらいまで本格的に暑い日が続きます。
5月から6月下旬にかけては梅雨も到来。ジャングル特有の亜熱帯気候なので雨も勢いよく降りますが、降り切ってしまうと日差したっぷりの晴れの日になることも多いんです。梅雨だからと言って楽しめないわけではないのでご安心を。
服装はほぼ春と同じですが、この時期に忘れてはならないのが虫よけ対策。西表島のブヨや蚊など、島の虫たちは本土よりも攻撃力が強いので、むやみに肌を出していると、痛い目にあってしまいます。
なるべく素肌は出さずに、化学繊維のレギンスやタイツ、上下のラッシュガードを着用するのがおすすめですよ。ちなみにブヨは黒を好むので、黒は避けたほうがいいようです。
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キャニオニングやケイビングなど岩場でのアクティビティと組み合わせているカヌーツアーでは、専用のウェットスーツや作業着が用意されているので、薄手の水着やラッシュガードなどを着用していると着替えもスムーズです。
日差しを避けるための帽子や日焼け止め・サングラスもあるとよいでしょう。帽子は風で飛ばされないように、紐付きのものがおすすめ。沖縄離島の日差しは驚くほど強いので、目にも肌にも痛いくらい突き刺さりますよ。
秋、冬【10月下旬〜2月】
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西表島の秋は10月半ばくらいから。9月までは夏と同じく暑い日が続きます。11月でも暑い日は、半袖でも平気なくらいの気温です。しかし、冬に近づくにつれて西表島には強い北風が吹き始め、暖かい沖縄の離島から一変します。
12月下旬以降になると西表島でも暖房やヒーターを使うほど冷える日も出てきます。冬のカヌーでは全身水に浸かることはありませんが、濡れたところから一気に冷えて体温が下がってしまうことも。せっかくの旅行で風邪をひいては、台無しになってしまいますよね。
トップスは保温性のあるインナー+薄手のカットソーやシャツ、防水のウィンドブレーカー、ボトムスは防水性の長ズボンと万全な格好で臨みましょう。暑くなったら脱げるように、着脱しやすいものがおすすめですよ。
綿製品(トレーナーやスウェット)デニム素材のジーンズなどは、濡れた時に重くなり動きが制限されてしまうので避けましょう。
西表島のどんな場所でカヌーを楽しむの?
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ここではとっておきの西表島のカヌースポットをご紹介。ガイド付きのツアーでは、カヌーだけでなくジャングルトレッキングやキャニオニングが楽しめるものもあり、ツアーだからこそ見られる秘境の滝などにも出会えますよ。
シイラ川(後良川)
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西表島の東側に位置する大原港から行けるシイラ川。石垣島から30分で行くことができ、高浪や強風で上原港への運航が中止になる場合でも大原港へは行ける場合もあるので、台風シーズンなど天候が不安定な時期の旅行におすすめのスポットです。
「海歩人(うみあっちゃー)」は、シイラ川(後良川)をメインにカヌーやトレッキング、キャニオニング等のツアーを主催していて、中でも数あるツアーからおすすめしたいのが、カヌーとキャニオニング、ケイビングが楽しめる一番人気のツアー、アドベンチャーツアー(A-0夏) ◆ランチ&写真つき!コース。
西表島のカヌーフィールドの中でもひときわ美しいマングローブ林が広がるのがシイラ川。穴場のフィールドなので「混雑でなかなかゆっくりできない・・・」なんてこともほとんどなく、のんびりゆったり自分だけの世界を満喫できます。
しかも、地元の方でもほとんど知らない秘密の滝にもご案内!西表島の手つかずの自然を思う存分楽しんでくださいね♪
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カヌーを楽しんだ後は、着替えてキャニオニングやケイビングにGO!天然のスライダーを滑ったり川にダイブして、思う存分川遊びを楽しんだ後はケイビングで絶景に会いに行きましょう!
大原エリアを知り尽くしたガイドさんと一緒だからこそ、お腹いっぱい西表島の魅力に触れることができます。ぜひここでしかできない体験をしてくださいね!
■基本情報
・名称:「海歩人(うみあっちゃー)」西表島キャニオニングツアー
・コース名:【一番人気!カヌー、キャニオニング、ケイビングが楽しめる!】アドベンチャーツアー(A-0夏) ◆ランチ&写真つき!
・所要時間:約6~7時間
・集合時間:9:00
・対象年齢:8歳~60歳、足のサイズ20cm~29cm、男性90kg以下、女性70kg以下
・開催期間:4月下旬~11月下旬
・集合場所:沖縄県西表島 後良(シイラ)川パーキングエリア
・料金:15,000円~
仲間川
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日本最大面積のマングローブが広がる、西表島の仲間川。東部の大原港から行くことができ、遊覧船でジャングルクルーズも行われています。川幅も広く、日本とは思えない圧巻のマングローブの原生林はまるでアマゾン!?
仲間川でのカヌーツアーでは、さらに支流へ入り、川幅の狭いマングローブのトンネルを通って進みます。遊覧船では味わえない冒険者さながらの気分を味わってくださいね。
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「西表島ツアーガイド カラカラ」では、この仲間川上流までカヌー進み、階段状のゲーダの滝などへ向かってジャングルトレッキングする半日カヌー&半日トレッキングツアーコースが人気。
6歳以上のお子様から参加することができ、トレッキングも比較的緩やかなコースなのでファミリーでの利用にもおすすめですよ。一日ツアーなので、カヌーとトレッキングの合間には自然の中でのランチタイムも!
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カラカラのガイドさんは漁師免許も持っているので、運が良ければ美味しくてオシャレなジビエランチに出会えるかもしれませんよ!?
■基本情報
・名称:「西表島ツアーガイド カラカラ」西表島マングローブカヤックツアー
・コース名:半日カヌー&半日トレッキングツアー
・所要時間:約7時間
・集合時間:9:20
※場所により集合時間が異なります。お申し込み後に詳細をお伝えいたします。
・対象年齢:6歳以上
・開催期間:通年
・集合場所:沖縄県八重山郡竹富町南風見 大原港(西表島)
・料金:11,000円~
前良川(マイラ川)
photo byそとあそび
大原港から車で10分ほどのところにある前良川(マイラ川)は、その美しく静かな水面にが魅力で、癒やし効果抜群。女性の観光客に人気のカヌースポットです。
小さなショップだからこそきめ細やかで、旅人のニーズにあったツアーを催行してくれる西表島 POLE POLE (ポレポレ)では、この美しいマイラ川のカヌーとジャングルでのハンモックといった癒しの時間がセットになったツアーがあります。
photo byそとあそび
まるで異世界に誘うようにカヌーを漕いで向かった先には、素敵な癒しの空間。ハンモック以外は全部作り物でなく、本物の木々によって作られている天然のスパのような癒しの場所です。
こんな空間で、ハンモックに揺られてゆったりと時間を過ごせたら、日常の喧噪なんてあっという間に忘れ去ってしまいそうです。
川の状態や天気によっては浦内川を通っていくこともありますが、それもまた違った景色を見られるお楽しみ。ぜひあなたも極上の時間を味わいに足を運んでみてくださいね。
■基本情報
・名称:「西表島 POLE POLE (ポレポレ)」西表島マングローブカヤックツアー
・コース名:【ジャングルの中で最高に贅沢な時間を過ごそう】カヤック + ハンモック ◆写真・ランチつき!(沖縄県・西表島)
・所要時間:約7時間30分
・集合時間:8:40
・対象年齢:小学1年生
・開催期間:通年
・集合場所:沖縄県八重山郡竹富町南風見 大原港(西表島)
・料金:11,000円~
最後に
西表島・後良川 photo by chokoneta
いかがでしたでしょうか?
マイナスイオンたっぷりの空気を浴び、非日常の世界で希少な生物を観察する・・・最近話題のエコツアーを西表島で体験できるなんて、とってもすてきなことじゃないですか?ツアーを存分に楽しむためにも、ぜひぜひ服装に気をつけてお出かけくださいね。
そしてツアーに参加の際にはぜひいつもよりちょっと多めに深呼吸をしてみてください。きっと体の中からリフレッシュできることまちがいなしです!
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」ではこの他にも西表島で楽しめるカヌー・カヤック体験ツアーをたくさん紹介しています。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?
(編集部注*2016年4月13日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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