パラグライダーの事故予防策とは？熊本のツアーを例に解説 2016.01.15 パラグライダー阿蘇

パラグライダーの事故が起こる原因とは？熊本の体験ツアーを例に、事故防止のための安全対策をご紹介します。体験者側でできる事前の準備もご紹介していますので、初心者の方は特に必見です！

“パラグライダー”は近年人気急上昇中のスカイスポーツの筆頭！山の斜面を駆け下り、雄大な景色を楽しみながらゆっくり飛んでいく...多くの方が一度は夢見たことがある体験ではないでしょうか？

「いつか空を自由に飛んでみたい！」と思う気持ちの一方で、事故が心配でためらっている方も多いはず。今回は、パラグライダーの事故原因や事故を防ぐための安全対策について、熊本の体験ツアーを例にご紹介していきます。

パラグライダーで起きやすい事故とは

1.他の人との接触事故

photo by PIXTA

周りの風景や空を飛んでいる爽快感に気を取られ、きちんと周りの人との距離を確かめることができずに起こる事故です。周囲に他のフライヤーがいる場合は他機への意思表示を明確にし、同じ進路を同時にとらないように配慮しましょう。

2.強風による事故

photo by PIXTA

様々なスポーツで「風を読む」重要性を耳にしますが、パラグライダーは特に風の影響を大きく受けるスポーツです。風の向きや強さが変わる場所を推測して操縦する必要があるため、インストラクターの指示に従って操縦しましょう。

3.着陸の際の事故

地面への激突事故が最も恐ろしいです。ランディングアプローチ（着陸体勢に入ること）のタイミングや速度の調整など細心の注意を払いましょう。

パラグライダー体験ツアー会社の安全対策

熊本でパラグライダーを体験できる“阿蘇ネイチャーランド”を例に、体験ツアー会社の安全対策をチェックしていきましょう。

1.講師陣

photo by そとあそび

17年の実績を誇る“阿蘇ネイチャーランド”では、日本ハンググライディング連盟公認のベテランインストラクターが勢ぞろいです。テイクオフ（出発）地点からもランディング（着陸）地点からもインストラクターがサポートしてくれるので、初めての方でも安心です！

2.飛行エリア

photo by そとあそび

阿蘇ネイチャーランドのフライトフィールドは周囲に障害物がなく、高さや適度な斜度が確保されているため、プレッシャーを感じることなく飛行できるエリアです。この地域は雄大な美しい景色を楽しめるだけでなく、パラグライダーに適した丘といい風が吹くので多くの人々に親しまれています。

3.天候の見極め

雨天・風速6m以上の時はフライト中止となります。いざという時は安全のために「飛ばない」という決断をしてくれるので安心です。

パラグライダー体験者ができる安全対策

事故を防ぐには体験者側の準備も重要です。

1.講師の指示に従って行動する

photo by そとあそび

パラグライダーは幅広い年代の方が参加できるスポーツで、操作も簡単です。左右の分かる幼児くらいから操作することができます。

しかしパラグライダーの事故は、慣れてきた方の過信やミスによるものが多いのが事実です。パラグライダーを体験したことのある方も油断せず安全な飛行ができるように、講師の指示に従って行動しましょう。

2.体調を整えておく

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パラグライダーは地上での感覚とは違い、風に引っ張られ空中をぐるっと大きく旋回したりします。気持ち悪くなってしまうことがあるかもしれませんので、体調を整えて参加しましょう。

3.服装や装備を整える

photo by そとあそび

運動しやすく怪我をしにくい服装で参加しましょう。軍手、足首まで隠れる運動靴、長袖、長ズボンを用意されるとベストです。

装備は講師の指示に従って正しく装着しましょう。着地時に転んだりすることもあります。ハーネスと呼ばれる操縦席のお尻の下にはショック吸収材があり、着陸時に万が一の事態があっても脊髄などを守ってくれます。

4.保険に入っておく

もしもの時のために保険に加入しておきましょう。だいたい1回の体験ツアーでは500～1,000円くらいの保険料がかかります（補償内容については各スクールで体験する前に確認しておきましょう）。

アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」で扱っているツアーは全て保険が付いていますので安心してくださいね。

まとめ

Posted by ASO Nature Land 阿蘇ネイチャーランド on 2016年1月10日

いかがでしたでしょうか。パラグライダーは初めて空を飛ぶ方にもおすすめです。フワリと浮くだけの高さから飛行体験ができ、しかも飛行速度も自転車ほどゆっくりなので、実際に飛び立ってみても案外恐怖心を感じることは無いでしょう。

事故は起きないとは言い切れません。しかしパラグライダー体験に関しては、スクール側・体験者側双方の準備で事故は大幅に減らすことができます。ぜひ安全に楽しく飛行体験をしてくださいね♪

アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では九州・沖縄のパラグライダー体験ツアーをたくさんご紹介しています！ぜひこちらもチェックしてくださいね！

※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。

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パラグライダーの事故予防策とは？熊本のツアーを例に解説 2016.01.15 パラグライダー 阿蘇

パラグライダーで起きやすい事故とは

1.他の人との接触事故

2.強風による事故

3.着陸の際の事故

パラグライダー体験ツアー会社の安全対策

1.講師陣

2.飛行エリア

3.天候の見極め

パラグライダー体験者ができる安全対策

1.講師の指示に従って行動する

2.体調を整えておく

3.服装や装備を整える

4.保険に入っておく

まとめ

パラグライダーの事故予防策とは？熊本のツアーを例に解説 2016.01.15 パラグライダー阿蘇