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初心者が知りたい!マウンテンバイクの魅力と街乗り・オフロード、自転車の種類と違いとは 2017.05.16 MTB(マウンテンバイク)
最近街でよく見かけるスポーティな自転車「ロードバイク」や、アウトドアレジャーとして楽しむ「マウンテンバイク」。興味がある方は多いのではないでしょうか?颯爽と街中を走り抜ける姿は恰好良くて憧れますよね!
しかしいざ始めてみようと思っても、自転車の種類も多く、聞いたことのない専門用語も色々とあって、何から始めていいかわからない・・・。
そこで今回は、自転車初心者が知りたい!街乗りで楽しめるバイクと、オフロードを楽しむバイクの違いなどを種類別にご紹介します。
ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクの違い
街を走る場合、山を走る場合などによって、適しているバイクが異なります。それぞれのバイクの違いについて詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
【街乗り・長距離も快適】ロードバイク
https://www.instagram.com/p/BT0i-arAXa9/
街中のような舗装された平地の道路を速く走ることに適したバイクです。スピードが出るので、数十キロの長距離を走るのにも向いています。
そのため毎日15km以上の自転車通勤に利用したいという人や、休日に風を切って街の舗装路を走り続けたいという人に人気の自転車です。
バイクの特徴としてはタイヤが細くて路面抵抗が少なく、小さな力で速く快適に進みます。ハンドルは下に曲がった形(ドロップハンドル)をしているので、ロードレースのように前傾姿勢をとって乗るタイプです。
またギア変速も20段階前後で高性能、重量は6~10kgほどと軽量で、とにかく長距離を速く快適に乗りたい人に向いています。
https://www.instagram.com/p/BT0neSsgpv-/
デメリットとしてはタイヤが細いためパンクしやすく、修理キットの携帯は必須ということ。また他の自転車に比べて車体価格が高く(参考価格は10万円前後から200万円ほど)、精密パーツは定期的なメンテナンスと交換が必要です。
またタイヤの細さやクッション性の低さから、段差などの衝撃を身体に感じやすいので、乗り心地はあまり良くはないといえます。
【街乗り・自転車通勤にも】クロスバイク
photo by PIXTA
舗装路だけでなく、未舗装のちょっとした砂利道や土手沿いのサイクリングロードなども快適に走れるバイクがクロスバイクです。
クロスバイクのタイヤは、ママチャリ(シティサイクル)と呼ばれる一般的な自転車のようなタイヤから、マウンテンバイクのような少し太めのタイヤのタイプもあり、バイクのモデルも多いので、街乗りでもより多くのシーンで楽しめる自転車になります。
ロードバイクと比較すると、タイヤが太い分パンクの可能性は低くなり、クッション性が増して乗り心地が良くなります。ハンドルも一文字のフラットタイプなので楽な姿勢で乗れます。
https://www.instagram.com/p/BT0dJaZDcoe/
ロードバイクよりも価格が安く、参考価格は4万円~15万円ほど。ギア変速もロードバイクと同様に20段階前後のモデルが一般的なので、ロングライドも50km~100kmくらいであれば大丈夫です。
クロスバイクもママチャリと比べるとパンクしやすいので、パンク修理キットは携帯した方がいいでしょう。車体重量は9~12kg前後とロードバイクよりは少し重いのと、空気抵抗を受けやすいので走行性能(スピード面)はやや落ちますが、10km前後の通勤でも快適に利用できる街乗りバイクです。
【山道・オフロードを楽しむ】マウンテンバイク(MTB)
photo by そとあそび
マウンテンバイク(MTB)という名前の通り、山道などでアウトドアレジャーやレースに利用されるオフロードバイクです。太くてゴツゴツしたタイヤと、サスペンションと呼ばれる装置が路面からの衝撃を吸収するしてくれるので、未舗装の凸凹道でも走ることができます。
とても頑丈な作りで、ちょっとやそっとじゃ壊れないのも特徴。普通の路面を走っているだけではまずパンクしません。リヤ(バイクの後方部分)には大きいギアが付いているので、急な坂道でも楽に登れます。体重100kg以上の人が乗ってもビクともしないほどの耐久性を誇ります。
photo by そとあそび
太いタイヤは路面抵抗が大きく、街の舗装路などの走行はロードバイクやクロスバイクに比べるとかなり劣ります。街乗りや通勤用であれば、上記の2つがおすすめです。
マウンテンバイクの特徴的なデザインが好きで、ファッションのひとつとして街乗りとして乗っている人も多いですよ!
重量はシティサイクルよりは軽いですが、スポーツバイクの中では一番重く9~15kgほど。参考価格は4万円前後から100万円ほどになります。
マウンテンバイク(MTB)の種類
photo by PIXTA
マウンテンバイクにはさらに用途別にいくつかの種類があります。こちらも簡単に紹介していきましょう!
クロスカントリー
https://www.instagram.com/p/BSONQVzB7v4/
平地やアップダウンのあるオフロードで行われる「クロスカントリーレース」で使用されるマウンテンバイクです。
フロントサスペンション(前輪だけに衝撃を吸収するサスペンション付きのタイプ)のハードテイルと、フルサスペンション(前後にサスペンション付きのタイプ)があります。
プロ使用の軽量カーボンフレームモデルは高価ですが、初心者やサイクリングで利用する人向けのエントリーモデルもデザイン性の高いバイクが各メーカーから販売されていておすすめですよ!
ダウンヒル
https://www.instagram.com/p/BTQzswcBzS1/
「ダウンヒル」と呼ばれる、山の斜面などに作られた急な下り坂を激走するレース(またはアウトドアレジャー)のために作られた、ダウンヒルバイクというタイプのマウンテンバイクです。
https://www.instagram.com/p/BT_JmjdhjkE/
大きな衝撃に耐えられるように、バイクの前後にストローク量の多いサスペンションを装備しているのが特徴です。
スキー場のサマーシーズンにやっているような、ダウンヒル専用コースで乗るバイクです。この場合、山の上まではリフトやゴンドラで移動するので、登りの性能は考えられてはいません。
オールマウンテン(トレイルライド)・フリーライド
https://www.instagram.com/p/BQBf-ZdgE8L/
オールマウンテンはあらゆる地形をカバーするマウンテンバイクで、自宅からマウンテンバイクに乗り、オフロードに入って坂を登ったり頂上から下りを楽しんだりと、趣味としてオフロードバイクを楽しむのにおすすめです。最近ではトレイルバイクとも呼ばれています。
また、ダウンヒルと同じように激しい下り坂を走るけれど自転車遊びがメインで、登り坂も走ったりできる構造のモデルがフリーライドです。
このほかにもマウンテンバイクには使用用途に応じたタイプがありますが、代表的なものをご紹介しました!
バイクの楽しみ方
photo by PIXTA
街乗りでバイクを楽しむ場合には、車道を走るため走行の注意やマナーが必要です。また高価なものなので、シティバイクよりも盗難防止策を強化しておく方がいいでしょう。
バイクをどこで購入するかというのも大切なポイントで、ネット通販で安く購入する手もありますが、故障や不具合が起きたときにすぐメンテナンスに出せる自宅から近い自転車店で購入すると安心です。セルフメンテナンスの方法なども、自転車店などで説明を受けておくとよいでしょう。
オフロードで楽しみたいと思っている初心者の方には、まずは体験ツアーへの参加をおすすめします。ベテランのインストラクターにレクチャーを受けながら、レンタサイクルで基礎知識を得ることができる絶好の機会です。
【初心者大歓迎!】マウンテンバイク(MTB)体験ツアー
マウンテンバイクのおすすめ体験ツアーをご紹介します!プロガイドがきちんと教えてくれるので、初心者の方も安心して楽しむことができますよ。
MTBジャパン/みなかみマウンテンバイクツアー
photo by そとあそび
日本の原風景が残るみなかみの大自然の中を本格マウンテンバイクに乗って走る、爽快感抜群のツアーです。プロガイドが乗り方をわかりやすくコーチしてくれます。
トレイル(山道)の大部分は下り坂のダウンヒルコースなので、体力はあまり必要なく、女性や初心者でも安心!トライアルパークでしっかり練習してからコースに出るので、誰でも本格的なマウンテンバイクを楽しむことができますよ♪
photo by そとあそび
キッズバイクのレンタルもあり7歳から参加できるツアーなので、ファミリーで本格ダウンヒルを楽しむこともできます。
ヘルメットやサイクルグローブなどのレンタルも、バイクとあわせてツアー料金に含まれているので安心です。バイクは自分に合ったサイズのものをガイドが選んでくれますよ!
- 群馬県利根郡みなかみ町湯原120-1,B1-A MTBジャパンガイドハウス
・サービス名:みなかみマウンテンバイクツアー
・コース名:《初心者も本格ダウンヒルが楽しめる!7歳~OK!》みなかみMTBダウンヒル 半日ツアー
・アクセス:【車】関越道「水上IC」から約10分
【電車】JR上越線「水上駅」から徒歩約10分・送迎有り(要予約)
・開催期間:4月上旬~11月下旬
・所要時間:約2時間半
・参加条件:7歳以上~69歳まで・身長120cm以上
・料金:5,800円~
カントリーレイクシステムズ/河口湖エリア マウンテンバイクツアー
photo by そとあそび
山梨県の河口湖に近い自然林を活かした、山々を縫うように走るダウンヒルコースでのマウンテンバイク体験ツアーです。コース途中には富士山を眺める絶景ポイントや、「母の白滝」を眺めながら休憩するポイントなど、アウトドアとしても見どころと魅力が詰まったツアーです。
photo by そとあそび
コースは開始からデコボコ道で、丸太の階段を下るところや道幅が1mのところを走ったり、小川の流れる道を通過したりと本格的なダウンヒル!普段はなかなか行くことのできない自然の中を、マウンテンバイクで走り抜ける爽快感がたまりません。
コースに入る前には、しっかりと基本操作やマウンテンバイクの取り扱い方をレクチャーしてくれます。ツアー中もインストラクターが同行して、森の中をゆっくりと走るプログラムなので、初心者でも参加可能です。
- 山梨県南都留郡富士河口湖大石2954-1 ウィルダネスパークロッヂ(カントリーレイクシステムズ)
・サービス名:河口湖エリア マウンテンバイクツアー
・アクセス:【車】中央自動車道「河口湖IC」から約15分
【電車】富士急河口湖線「河口湖駅」から送迎有り(要予約)
・開催期間:4月下旬~11月末
・所要時間:約3時間
・参加条件:中学生以上・身長135cm以上
・料金:8,208円~
スパイシー/白馬マウンテンバイクツアー
photo by そとあそび
長野県の白馬スキー場の斜面を利用した本格ダウンヒルコースが体験できるマウンテンバイクツアーです。北アルプスの壮大な山々を目の前に、山の自然を活かしたフィールドで自転車遊びする解放感がたまりません♪
コースに行く前に足慣らしとして、マウンテンバイクの基本的な乗り方を練習します。ここでは急なのぼりや下り、バンクや一本橋、シーソーなどにチャレンジ。初めての人もここでの練習で自信をつけましょう!
photo by そとあそび
初心者から上級者まで楽しく走れる全長約5kmのダウンヒルコースの他に、ツアーではバンクやドロップ、ラダーセクションなど、自然の起伏を利用した本格フリーライドも体験できます!
ベースエリアではダートジャンプコース、トライアルアイテムなどにチャレンジして、マウンテンバイク本来の楽しさを白馬の大自然の中で思いっきり堪能しましょう。
- 長野県北安曇郡白馬村北城3020-118 スパイシーエコモール店
・サービス名:白馬マウンテンバイクツア
・コース名:【本格ダウンヒル】トレイルライドツアー 半日コース
・アクセス:【車】長野自動車道「安曇野IC」から約70分
【電車】JR大糸線「白馬駅」から送迎有り(要予約)
・開催期間:4月中旬~12月中旬(降雪、積雪により変更することがあります)
・所要時間:約3時間
・参加条件:中学生以上
・料金:6,000円~
いかがでしたか?街乗りもオフロードも色んな楽しみ方ができるスポーツバイク、自分に合ったスタイルがイメージできたでしょうか。
アウトドアレジャーとしても人気上昇中の自転車に興味が湧いた方は、ぜひ一度マウンテンバイク体験ツアーで、その走行感や楽しさを体験してみてくださいね!
アウトドアレジャーの予約サイト「そとあそび」では、この他にも全国のアウトドアレジャーのツアーをたくさん紹介しています。こちらもぜひお出かけの参考にご覧ください。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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