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魅力がいっぱい!ソロキャンプのすすめ【道具編】 2017.04.04 山遊び
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最近一人でキャンプする「ソロキャンプ」を楽しむ人が増えてきているのをご存知ですか!?
ひとりごはん、一人旅などの「おひとりさまブーム」ももはや定着して、フィールドはアウトドアにまで浸食中!
一人でキャンプって楽しいの!?そんな疑問をお持ちの方も、これを読めば行ってしまいたくなるかも!?今回はソロキャンプの魅力や必要な道具など、お役立ち情報をご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
ソロキャンプって何がいいの?
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キャンプって、大人数だから楽しいというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?確かに人数が多いと、みんなで料理やバーベキューをしたり、焚火の前で語り合ったりとグループならではの面白さがあるものです。
ここではあまり知られていないソロキャンプの楽しさやメリットをご紹介します。
行きたいときに行ける!
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グループで行くとなると、スケジュールの調整やレンタカーの手配、誰が何を持ってくる?など、あらゆる場面で連絡を取り合ったり、調整したりと時間と労力を取られることもありますよね。
しかも大人数となると、サイトを人数分確保するための予約が煩雑になってしまったり、直近では予約が取りにくいことも。
その点ソロキャンプの場合、行きたいときに予約をするだけ。最近では一人専用のテントサイトを設けているキャンプ場もあり、ハイシーズンでもソロサイトだけは前日まで空いてるなんてこともあるんです。
ひとりの時間が楽しめる
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想像してみてください。大自然の中に、ひとり。ただただ椅子に座っていても、ご飯を食べるだけでも、家で過ごすのとは大違い。どこか不安で、それでいて落ち着く。自然の空気を吸って、風や土の匂いを感じ、虫の声に耳を傾けてみましょう。
お腹がすいたらご飯を食べ、疲れたらひとやすみ。誰かと一緒にいるとそんな自由も難しいことがありますが、ソロキャンプならなんでも自由なんです。
好きな料理が作れる
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もちろん、ひとりで行くなら料理なんてしなくても買ってきたものでもOK。お湯が沸かせれば、カップラーメンでもありです。限られた環境の中、沸かしたお湯でコーヒーを飲むだけでも最高の贅沢なんです。
ただせっかくのアウトドアなので、外でしか作れないものを食べるのもおすすめの楽しみ方。豪快に肉を焼くもよし、スパイスからじっくり炒めてカレーを作るもよし、炭火を起こしたり、焚火をするなら時間のかかる煮込み料理もありですね。
キャンプでベーコン作成に挑戦~ 意外と簡単な豚肉の燻製#ベーコン作成 #キャンプ #スモーク #燻製 #豚肉 https://t.co/MUVUxJrEIe pic.twitter.com/LZf4HAJYAp
— まんじろう (@CampManzok) March 12, 2017
初心者キャンパーでも手軽に作れるのは燻製。専用の器具にチップを入れ、肉やたまご、チーズなどを燻すだけで一味違ったごちそうになりますよ。
ホームセンターのアウトドア用品のところには燻製器やウッドチップが売っているので手軽に買うことができます。一度やってみると、次は何の木のチップで燻そうか、何をスモークしようかわくわくしてハマる人多数。
豚肉からベーコンを作ったり、スモークサーモンを自作してみたりと楽しんでみては?
https://www.instagram.com/p/BI349MbBEFp/
1人キャンプに最適な手軽な段ボール型もあるので、荷物を軽量化したい方にはこちらもおすすめですよ。ただし、ベーコンなど調理過程で油が下に多く出てしまうものだと燃えてしまうことも。くれぐれも注意書きをよく読んでから使用してくださいね。
サバイバル能力が身につく
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ソロキャンプで培われるのが、サバイバル能力。一度体験しておくと、非常時に優先順位を整理しながら動くことができるようになるので、防災にも役立ちます。
限られた水、電源、食料の中で過ごす体験は、日常ではあまり体験できませんよね?不便を楽しみながら、自分のサバイバル能力もあがり一石二鳥。
寝床を作り、ご飯を作り、安全を確保して眠る。たったそれだけを、いかに楽しめるかがソロキャンプのポイントです。
ソロキャンプには何が必要?《道具編》
ソロキャンプの楽しみ方を軽くご紹介したところで、必要な道具についてご紹介しながら一日の流れを見ていきましょう。
1.テントを張る
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まず必要なのはテント。バンガローやロッジに宿泊するなら必要ありませんが、ソロキャンプの醍醐味はやはりテント泊!
キャンプ場によってはテントをレンタルできるところもありますが、2人以上でないと設営が難しいタイプのものもあります。レンタルするなら、事前にキャンプ場へ確認しておきましょう。
アウトドア経験者や先にもうテントを買ってしまいたいという方には、2人まで使えるくらいの登山用、ツーリング用のテントがおすすめ。
様々なブランドから販売されていて、お値段は1万円以内のものから5万円ほどのものまでと幅広くあります。選ぶポイントは、重さ・用途・立てやすさ、前室の有無など。
前室というのは、寝る場所とは仕切られているスペースで、ライトやバッグ、靴を置いたり、広ければ食事などもできるスペースのこと。雨が多い時期や、荷物が多い時などは前室があるとなにかと便利ですよ。
#原宿#テント#マウンテンハードウェア
好評頂いてます#ハイロ3 入荷してます!
2人用の#ハイロ2 もご用意あります!
軽量で設営し易いです!この夏テントデビューしたい方にお勧めです! pic.twitter.com/inc8Yd9I80— 石井スポーツグループ (@ISGgreen) June 14, 2016
マウンテンハードウェアのハイロ2は耐久性の高い素材を使いつつ、重さは2キロ前後と手軽。前室部分が広く、居住部分も有効に使えるので機能的にも優れています。デザイン性も高いので、ソロキャンプにハマったらこういう高機能のテントも欲しくなるかも!?
2.マットは大事!マットと寝袋(シュラフ)を組み合わせて、テントでも安眠しよう
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テントを組み立てたところで、明るいうちに寝床を作りましょう。テントと寝袋があれば寝られると思いがちですが、実は寝袋以上に下に敷くマットが大事。
キャンプ場の地面はごつごつしていたり、冷たかったりと寝づらいもの。特にソロキャンプでは、そういうストレスがキャンプの良さを損ねてしまうので、専用のマットを持っていきましょう。
https://www.instagram.com/p/BSZdsy0D3sy/
ウレタン製の収納しやすいものや、ベッドとしてもベンチとしても使えるコット、空気が自動的に入るエアマットなどマットの種類は大きく3つ。
季節に応じて組み合わせることもできるので、最初は汎用性の高いものを選び、あとは用途や場所などに応じて買い足していくといいかもしれませんね。
冬キャンプにはマットを2〜3枚重ねると効果的。寝袋も大事ですが、マットは敷布団の役割を果たしてくれるので、ぜひとも持っていきましょう。
マットを敷いたら次は寝袋。ここでもテント同様ソロキャンプの場合は、手軽さも大事。軽くて暖かいものを選びましょう。
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モンベルのダウンハガーはオールシーズン使える優れもの。伸縮性に富んでいるので、寝心地も良く、重量も575グラムと驚きの軽さ。収納もコンパクトなので、ソロキャンプにもおすすめです。
ここで大事なのは光源(ライト)、トイレの確認・確保!
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キャンプの鉄則ですが、夜に向かって準備していくのが非常に大事。前述の寝床を作るのも同じく、夜になってしまうとできることがかなり限られてしまうのです。
ここで明るいうちに確認しておきたいのが光源の確認。ライトがきちんとつくか、替えの電池・ガスはあるかなど。キャンプ場の電灯、トイレの場所もこの時に確認しておきましょう。
ランタン(灯り)は、ガスランタン、ガソリンランタンとLEDランタンがありますが、ガスやガソリンだと室内では一酸化中毒になってしまい使えません。夜テント内で過ごす時間が多いなら、圧倒的にLEDランタンがおすすめ。
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コールマンのクアッドマルチLEDランタンは分割もできるので、部屋ごとに付けたり、テント内を照らしたままトイレに行けるなど便利に使えます。しかもUSBボートもあるので、携帯の充電も可能。ソロキャンプでもグループキャンプでも大活躍の逸品です。
あと何かと便利なのがヘッドライト。両手が空くので、料理やちょっとした雑用にも役立ちますよ。
3.水を確保
テントと寝床、光源があれば夜の準備はほぼOK!さぁ、あとは料理。ですが、水道が遠い場合はジャグなどの入れ物が必要。ソロキャンプの場合は空いたペットボトルなどで代用してもいいでしょう。
水が衛生的に心配という方は煮沸したり、キッチンペーパーで濾すと安心ですよ。
4.料理&仕込み
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さあ、やっとお楽しみ!クッキングの時間です。これまでの準備でお腹はペコペコ。カレーなど時間のかかるものを仕込む前にインスタントスープや、カップラーメンでお腹を満たすのも手です。
炭での火おこしは時間がかかるので、火をおこししながら軽食を食べて、じっくり夕飯を仕込むのもいいですよ。
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手軽に調理ができるSOTO(ソートー)のアミカスクッカーコンボは、バーナーと小鍋がセットになっているのでこれから買う方にはおすすめ。コンパクトにしまえる五徳と、小鍋が2つついてコンパクトにしまえる収納袋付き。持ち運びも簡単なので、日常使いもできちゃうかも!?
さて、一休みして英気を養ったらメインのご飯づくりです。火を起こして肉を焼くもよし、燻製を作るもよし、ダッチオーブンで煮込み料理を作るもよし、外で食べたらなんでも美味しいので、簡単に済ませてもいいかもしれません。
出発前に何を食べるか考えて、材料の下ごしらえなどの事前準備をしておくと楽ちんですよ。
5.自由な時間をくつろぐ
https://www.instagram.com/p/BSU1bqjlGwd/
キャンプでありがちな自然の中に来たのにずっと働いてしまって疲れるパターンは、ソロキャンプでは一番避けたいもの。
まずは椅子に座ってのんびり景色を楽しみましょう。
Helinoxのチェアゼロ、モンベルに初入荷してました!めっちゃ軽い! pic.twitter.com/1eYUkCjFrA
— Fabris (@F_A_B_R_I_S) February 7, 2017
ソロキャンプにおすすめなのは、コンパクトに収納できるチェア。
最近アウトドアチェア界でブームとなっているヘリノックスのチェアワンですが、さらに軽いチェアゼロが登場。その重さ、なんと約500グラムというから驚き!
ただ軽いだけではなく、座り心地も◎。背面はハイバックで腰がすっぽり入り、後ろにもたれて座ることができるので、意外にくつろげるんですよ。
普段使いにも便利なので、ぜひ使ってみては?日本だとモンベルの店舗やオンラインで取り扱いされています。
https://www.instagram.com/p/BSW8kEVB-r9/
テーブルは、椅子の高さに合うものを選ぶのも手ですが、ソロキャンプならローテーブルが1つあれば、料理も食事もそこで済んでしまうことも。キャンプの流れを趣味レーションしながら減らせる荷物は減らしていきましょう。
コールマンからは遊び心のあるデザインのテーブルも出ています。アルミ製で軽量なので、ピクニックやお花見などにも大活躍です。
テーブルと椅子を用意したらあとはご自由に。ゆっくり座ってお酒を飲むのもよし、本でも音楽でも、釣りでも、ゴルフの素振りでも、自然を楽しみながら自分の好きなことができるのもソロキャンプのいいところです。
6.ご飯を食べて、寝る
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日が暮れる前に料理の大半は済ませておくのがおすすめ。そして夕暮れからはキャンプの醍醐味、焚火です。
最近は直火禁止のキャンプ場が多いので、焚火するには焚火台が必要です。料理で炭を使った人はそれを火種に、薪や枯れ木、落ち葉を入れて火を調節していきましょう。1人キャンプファイヤーもなかなか楽しいですよ。
キャプテンスタッグのお一人様キャンプに最適なカマド買ってみた
脚が線じゃなく点だったらいいのに pic.twitter.com/thMrKCKUrs— スカノマ (@Scanoma) March 20, 2017
天気が微妙だったり、荷物の負担が気になる方にはキャプテンスタッグのKaMaDo(カマド)が小さくておすすめ。
折りたたむとB6ほどのサイズになるので、リュックで簡単に持ち運びOK。せっかく持ってきたんだから意地でも使う、なんて気負う必要がなくなります。
ソロキャンプは自然や自分の体力に合わせて、自分らしく楽しむのが一番。疲れたらゆっくり寝ましょう。くれぐれも使った火の後始末だけは忘れずに。
https://www.instagram.com/p/BSIMKWfAqh6/
以上、ソロキャンプの一日の流れを通して、必要な道具をピックアップいきましたが参考になりましたか?
絶対必要なものはテント、マット、寝袋、ライト、食料。それにプラス、調理器具、テーブル、椅子、雰囲気を出してくれるものとして焚火台といった感じです。
最近ではキャンプ用品店やホームセンターに行かずとも、通販で購入できるようになりましたが、使用感やサイズ感などは口コミ評価などできちんと確認してから購入しましょう。
知っておくと役立つ豆知識
https://www.instagram.com/p/BSFLcbqBowL/
出発の前に、持参した方が便利であったり、購入しなくても身の回りのもので代用できるグッズなどをご紹介していきます。ちょっとした工夫で、よりキャンプが快適になりますよ。
絶対に持っていくもの
これまでご紹介した以外に忘れてはならないのが、保険証・緊急連絡先のメモ・地図・非常食・水・救急用品・常備薬・レインウェア・トイレットペーパー・着替え。ソロキャンプでは万が一の備えが非常に大事です。携帯電話の充電が切れても、地図や連絡先が分かるようにアナログな手段も持っていきましょう。
あると便利な優れもの
・新聞紙(燃料・吸水・保温効果)
・枝付きライター、着火剤(これさえあれば困ったときに火が起こせます)
・非常食(火やガスが使えない悪天候時に役立ちます)
・キッチンペーパー、ウェットシート(洗い物を一度ふき取り、再使用や収納可能)
・トング(熱いものを触る時、何かと便利)
・コンビニのカトラリー(箸・フォーク・スプーン)調理器具としても使用
・キッチンバサミ、十徳ナイフ(包丁なしでも料理可能)
・牛乳パック(まな板代わり、燃料としても使えます)
もちろん全部は持っていく必要はありませんので、当日の流れを考えながら便利そうだなと感じたものは持っていくと役に立ちますよ!
https://www.instagram.com/p/BSGMkASByvH/
キャンプの相手は自然。しかも1人キャンプとあれば準備も大変ですが、今までには体験したことのない非日常を味わえること間違いなしです。ぜひあなたもソロキャンプデビューしてみては!?
レジャー・アクティビティの予約サイト「そとあそび」では、自然の中で楽しめるアクティビティを数多くとりそろえております。
アウトドアが楽しい季節、ぜひこちらもお出かけの参考にしてくださいね。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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