憧れの乗馬体験!服装はどうする?使える3スタイル 2016.06.28 乗馬(ホーストレッキング・外乗)
乗馬を体験するときの服装って何がいいのか悩みますよね。高貴なスポーツだからジーパンじゃダメ?意外に疑問が多い乗馬での服装。
悩んだ末に、「何を着ていけばいいのか分からないから、乗馬はまた今度」なんて言っていたら、いつまでも乗馬の楽しさを味わうことができませんよ。
この記事では乗馬の伝統的なスタイルから、初心者でも揃えやすいカジュアルなスタイルまでご紹介します。SNSなどで話題の、最新のいち押しアイテムも応用できちゃいますよ。これを読んで、あなたも乗馬体験に行ってみよう!
体験乗馬の服装とは?
体験乗馬では、スカートや裾が広がっているズボンなどはNG。汚れても良く、動きやすい服装であればなんでもOKです。とは言っても、なんでもといわれると困る方も多いのでは?
まず乗馬の服装をその騎乗スタイルなどから大まかに3タイプに分けてみました。ここではその詳しい中身をご説明しますね。
ブリティッシュスタイル
ブリティッシュスタイルとはその名の通り、英国式の伝統的なスタイルでまさに紳士淑女の装い。ヨーロッパでは、乗馬はもともとは貴族のたしなみだったそう。その流れを組んでいるブリティッシュスタイルは正装に近いスタイルです。
騎乗スタイルとしては、馬場の中で馬術や競馬をするというのが主流。練習場では正確に飛べるよう訓練したり、決められたコースを走るといった内容で、服装も乗馬スタイルもきちんとした印象。
このような練習を主とする乗馬クラブなどでは、服装もブリティッシュスタイルが好まれます。シャツにジャケット、シルクハット(風のヘルメット)というのが試合では用いられますが、練習ではシャツにキュロット、専用のブーツというスタイルが多いようです。
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栃木県の那須ヶ原にあるアイランドホースリゾート那須なら、トスカーナ地方のような大草原が広がっているので、こんなクラシックなスタイルでの乗馬も似合いそうですね。
ウエスタンスタイル
テンガロンハットにウエスタンブーツというカウボーイスタイルが特徴。フリンジのついたジャケットやベストを羽織ったら、まるで西部劇のようでかっこいいですよね。
馬を操り、牛追いをするカウボーイを模しているので、紳士淑女のスポーツというブリティッシュスタイルとは全く異なり、自然のフィールドで乗りこなすということに重点を置いています。
好まれる服装もワイルドでアメリカン。体験乗馬ではカウボーイハットを貸し出し、雰囲気を演出してくれるところもありますよ。
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九十九里町 Restaurant The Maverick 西部劇みたいなレストランと乗馬が出来るサンシャインステーブルスに行ってみた。 多分ジョン・ウェインやゲーリー・クーパーは… pic.twitter.com/5ah9QQiIeJ— 房総でハワイ気分! (@yanponcom) May 27, 2016
北海道のニセコにあるK2ステーブルや、九十九里にあるサンシャインステーブルスなどのウェスタンな雰囲気の乗馬クラブではこんな格好も似合いそうです。
カジュアルスタイル
体験乗馬に一番おすすめなのがここでご紹介するカジュアルスタイル。気軽に、動きやすく、馬と自分が楽しむをモットーに、無理なく乗馬を楽しめるスタイルです。
ブリティッシュスタイルやウエスタンスタイルをそのまま真似するのももちろんOKですが、なかなか最初から自分で揃えたり、雰囲気を出すのは難しいですよね。しかも専用のウェアとなるとお値段もそれなりにします。
ここでは読んでいる方の好みや持っているもので合わせやすいように、2種類のカジュアルスタイルをご提案します。
ブリティッシュ風きちんとスタイル
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ブリティッシュに寄せるなら、チノパンとポロシャツの組み合わせがベスト。襟も付いていてきちんとした印象のポロシャツは、ストレッチの利いているものも多く、動きやすさも兼ね備えているので乗馬には最適。
しかも、このポロシャツの「ポロ」は乗馬のスポーツの名前なんです。紳士のスポーツとしてヨーロッパでは古くから親しまれ、いつの間にか襟付きのシャツを着て競技することが定着したことから「ポロシャツ」という名前になったのだそう(諸説あります)。
乗馬の服に困ったら「ポロシャツ」と覚えておくといいかもしれませんね。
ボトムスはチノパンツがおすすめ。中でもユニクロから出ている「ウルトラストレッチチノ」は細身なシルエットと驚くほどのストレッチ性でサイクリストにも人気。馬をまたがる動作にはこのストレッチ性は欠かせません。
クラブによっては会員になると乗馬用キュロットの着用を勧められるかもしれませんが、体験乗馬ならチノパンツでもOKなんです。普段着にも使えるので一本あると便利ですよ。ぜひ参考にしてくださいね。
ウェスタン風カジュアルで楽に楽しむ
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ウェスタンに近づけるなら、チェックシャツやコーデュロイシャツにデニムパンツはいかがですか?手軽に手に入るアイテムなので、年代や性別を問わず、季節関係なく着られるのでおすすめですよ。中にTシャツを着て上に羽織ったり、腰に巻いたりしても雰囲気がでますよね。
ボトムスのデニムはストレッチ素材の利いたものやお尻や太もも部分に余裕のあるものがおすすめです。2016年から流行のジョガーパンツは、デニムタイプもあり裾がすぼまって動きやすい!
デニムなのに動きやすく、スポーツシーンでも大活躍の一枚です。丈夫で動きやすいのでボルダリングや乗馬などでも大活躍すること間違いなし。
GUやユニクロなど様々なブランドから出ているので、お気に入りの一本が見つかるといいですね。
いざ欲しくなったら
https://www.instagram.com/p/BQshrmtAdxD/
慣れてきたら写真のような乗馬専用のキュロットがおすすめです。乗馬用のキュロットには三種類あり、すべて布でできているもの、膝のみ皮でできているもの、お尻と太もも部分が皮でできているものがあります。
日本人体系にあう「エクリベルダ」や「カバリエロ」は人気。なかでも、カバリエロのデニムキュロットはお尻と太もも部分が皮でできているので鞍から滑りにくく、安定感抜群。
デニム素材なのでブリティッシュでもウエスタンでも使うことのできる、かなり重宝する練習着ですよ。
足元はスニーカーがおすすめ
乗馬用の専用ブーツやウェスタンブーツもいいですが、慣れていないと騎乗するだけでも一苦労。馬に余計なストレスを与える原因になってしまうかもしれません。
はじめて体験乗馬をするなら足元は普通のスニーカーがおすすめです。特に底が平べったいものでなく、少しかかとがあるタイプをおすすめします。平たい靴だと足がすっぽり入ってしまい、馬が暴れてしまったときに危ないのだそう。
スリッパ、サンダル、ピンヒールなど、足が露出しているものや、安定感のない靴はNGです。
乗馬ブーツをセミオーダーで買いました!ぴったり♫ずっとスニーカーとハーフチャップスで頑張ってましたが、皮ブーツに変えたら、滑らなくてとても楽!!
(ΦÅΦ).。oO(あたしをみて!) pic.twitter.com/w8WREni2TV— あんちゃん (@annecharo) March 2, 2016
乗馬に慣れてきたら、マイシューズが欲しくなるもの。あなたも乗馬仲間と乗馬用ブーツを探す日がくるかもしれませんよ!?
体験乗馬するときの注意点
いかがでしたか?ここでご紹介した服装は、あくまでもより快適に乗馬を楽しむためのものです。一番大事なのは、乗る人がリラックスして馬を信頼し、乗馬を楽しむことですよ。
馬は人の気持ちが分かる生き物です。無理をしていたり、不安な気持ちは伝わります。前日や当日の体調管理はしっかりと、不安な部分はきちんと調教師の方やクラブのスタッフの方に聞いて解消しましょう。きっと最高の乗馬、ホーストレッキングが体験できますよ。
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