スキューバダイビングでコンタクトはどうする?つけたままで大丈夫? 2015.10.30 スキューバダイビング
「海の中の世界に興味はあるけれど、コンタクトなしでは何も見えない!」という人に朗報です!実はスキューバダイビングは普段通りコンタクトをつけたまま楽しめるアクティビティです。今回は、海の中でコンタクトをつけたまま心地良くスキューバダイビングをし続けられる重要点をお伝えします。
スキューバダイビングでコンタクトがOKな理由
photo by そとあそび
まずは、スキューバダイビングでコンタクトレンズをつけたままでも大丈夫な理由をご説明します。
当然のことですが、人間の目は水中で物が見られるようにはなっていません。空気中で物が見られる目なので、スキューバダイビングの時には「マスク」を使います。
マスクは目と鼻をカバーし、目の周りに空気をキープできる空間を作ります。つまり、目の周りは陸上にいる時と同じ状態なので、コンタクトをつけたままでも大丈夫なんです。
マスクについての参考記事:シュノーケリングに「マスク」は必需品!その特徴と選び方をご紹介!(スキューバダイビングとシュノーケリングのマスクは同じです)
スキューバダイビングでコンタクトを使う際の重要点
マスクを使うと言っても、スキューバダイビング中は海の中なので、マスク内に水が入ってくることもあります。目の周りに空気をキープするために必要な技があり、それはコンタクトを使う人には特に重要になります。それでは次に、その技とコンタクトを使う際の重要点をお伝えします。
コンタクトには「マスククリア」という技が重要
スキューバダイビングを体験する時も、ライセンス取得コースを受講する時も、必ず練習するのが「マスククリア」という技です。これは水中にいながらマスク内に入った水を抜く技で、コンタクトをしている人には特に重要です。
マスク内に大量の水が入ったままだと目にも入り、コンタクトがずれたりゴミが入ってしまう原因になります。水中でコンタクトをつけ直すことは不可能なので、マスククリアをしっかりマスターしておくことが重要なんです。
コンタクトをつけている時は目を閉じたまま
コンタクトをつけたままスキューバダイビングをする際は、その旨をインストラクターに必ず伝えてください。そうすればマスククリアの練習をする時、目を閉じたままできるように教えてくれます。
マスククリアの練習は、マスク内に意図的に水を入れて行います。うっかり目を開けてしまうと、コンタクトが浮いていってしまいます。
スキューバダイビングに適したコンタクトの種類
photo by PIXTA
スキューバダイビングをはじめマリンスポーツに参加する際は、使い捨てコンタクトを使うことをお勧めします。
景色としては美しい海ですが、実は人間の体にとってきれいとは言えない水で、プランクトンや微生物など、目には見えないものがいっぱいいます。普段は気付いたら治っているような切り傷も、インストラクターのように毎日海に入り続けていると、何週間も治らないことがあるくらいです。
ソフトコンタクトは汚れを集めやすく洗浄が大変。ハードコンタクトは落ちやすく無くした時のコストが高い。ということで、スキューバダイビングには使い捨てコンタクトが一番おすすめなんです。
コンタクトの代わりになるもの
スキューバダイビングで海の中にいる状態はとても非日常的。人によっては心地良く感じるまでに時間がかかります。そのような時に「コンタクトの心配までするなんて負担が多過ぎ!」という人には、代わりに「度入りマスク」をお勧めします。
度入りマスクについてはこちら:スキューバダイビングをしたいけど目が悪い!メガネの代用品はこれだ!
参考までに、スキューバダイビングのインストラクターである筆者は、コンタクト使用の生徒を何人も教えていますが、水中でコンタクトがズレたり外れてしまったケースはまだ一度もありません。
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