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ここが東京?透明度抜群!伊豆大島でダイビング体験しませんか? 2017.06.14 スキューバダイビング 伊豆大島
伊豆半島の南東約25kmに位置する伊豆大島。東京から約120kmと大変近く、高速船や飛行機で行くことができます。熱海からも船で行くことができるのでアクセス抜群。
伊豆大島はアクセスが良いだけでなく、コバルトブルーの海と雄大な火山が作り出した、独特な地形が広がる大自然の島です。そんな伊豆大島でダイビングにチャレンジしてみませんか?
今回は、「未経験でもOK!」な伊豆大島で楽しめるダイビングツアーをいくつかご紹介させていただきます♪
そもそも伊豆大島って?
photo by PIXTA
東京都に属する伊豆大島。面積約90km²の伊豆諸島最大の島です。東京から約120km、伊豆半島からは約25kmの場所にあり、地図を見ると伊豆半島の最南端よりも北に位置しています。
島は現在も活動を続ける活火山の陸上部分で、標高758mの三原山は山頂のカルデラ内にできた中央火口丘。
近海を流れる黒潮は、南の島から亜熱帯や熱帯の魚たちを連れてきます。その影響で、たくさんの種類の魚の卵や稚魚を見ることができます。ダイビングのメッカと呼ばれるだけあって、東京から近くても海の透明度は抜群!1年を通じていつでもダイビングすることができちゃいます♪
伊豆大島へのアクセス
photo by PIXTA
東京からは竹芝桟橋から高速船や大型客船を利用するか、調布飛行場からセスナ機で向かうのが一般的です。
所要時間は高速船で1時間45分、大型客船で8時間程度です。現地に着いてからの時間を長く楽しみたいのであれば高速船を、ゆったりとした船の旅も楽しみたいのならば大型客船を利用するのがおすすめ。
また、温泉で有名な伊豆半島の熱海港や下田港からもフェリーが出ていますので、旅のプランに組み入れてみるのもいいですね♪
セスナ機は調布飛行場からの利用となります。所要時間は約30分ですので、気軽に空の旅を楽しむにはもってこいですね。しかし、ダイビンをしてすぐに帰るのであれば、セスナ機に乗るのは要注意。
ダイビングのあとすぐにセスナ機などに乗ると、減圧症になるリスクがあります。ダイビングをしてから18〜24時間おいた方が良いので、ダイビングをしてすぐに帰るのであれば、船を利用するのをおすすめします。
ここが東京都!?伊豆大島の美しい海を満喫しよう♪
photo by そとあそび
「ダイビングにトライしてみようと思ってはみたもののやっぱり少し怖い…」という方におすすめなのが、オレンジフィッシュが開催している「伊豆大島体験ダイビング」。体験ダイビングならばライセンスがなくても潜ることができます。
1人のインストラクターにつき2人の参加者までの超少人数でツアーを行っています。納得するまでじっくりと説明や練習をして不安を取り除いてくれるので、初めての方でも安心ですね♪
その日の風向きや海況に応じて、最も安定した海域を選んでもらえるのも安心ポイントのひとつ。
photo by そとあそび
まずは陸上で呼吸の仕方、耳抜きの方法などのレクチャー開始!海に入る前に注意事項をしっかり確認しておきましょう。
もちろん海に入ったらすぐに復習しますのでご安心を。不安に思ったことはなんでもインストラクターに聞いてくださいね♪
photo by そとあそび
いよいよ海へ入りましょう!ダイビングの器材は20~30kgと言われています。水に入るまでは重さを感じるので、滑らないよう慎重に進んでください。
まずは顔をつけて呼吸の確認をします。レクチャーを思い出してゆっくりと潜っていきましょう。そして次は耳抜きをします。きちんと耳抜きができるまでインストラクターは待ってくれますので、慌てないでくださいね。
意外と苦手と感じる人が多い耳抜き。耳がポコンといったり、スカッとする感じがあればOK!内耳や鼓膜を傷つける恐れがあるので、力みすぎたり勢いはつけないようにしましょう。
体験ダイビングの潜水時間は約30分となります。
photo by そとあそび
東京からとても近いのに、たくさんの魚を見ることができる伊豆大島の海。南の島を彷彿とさせる色とりどりの魚はもちろん、目の前で泳ぐカンパチの大群など、さまざまな種類の魚たちと遊ぶことができちゃうかも!
目の前で魚たちを観察できるのがダイビングの魅力のひとつです♪
photo by そとあそび
だんだん慣れてくるにつれ、不思議な地形が目に飛び込んできます。伊豆大島でしか見ることのできない複雑な地形をぜひ楽しんでください!
この複雑な地形は、流れ出た溶岩が冷えて固まったことで作られました。伊豆大島が現在も活動を続ける活火山の一部だということを実感できるかも!?自然の神秘に圧倒されること間違いなしです。
photo by そとあそび
インストラクターがつきっきりで誘導しますので、まったくの初心者でも大丈夫♪ダイビングの浮遊感と美しい海中世界をぜひ満喫してください!
実際にツアーに参加された方の口コミはこちら
ガイドさんの丁寧なレクチャーはとっても分かりやすかったのですが、タンクなんて普段背負ったりしないので結構どきどき。
でも、水面からちょっとづつ確認しながら海に入ったので、余裕をもって楽しめました!
耳も痛くならず、なにより掴まれている感じが全然ないので、自分で泳げているみたいな感覚で驚き...
もっと色んな海を見てみたいと思いました!ありがとうございました!引用-そとあそび
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
・サービス名:伊豆大島 体験ダイビング
・開催期間:通年
・所要時間:約2時間(うち潜水時間30分)
・対象年齢:10歳以上
・料金:12,000円~
伊豆大島で見られる魚を季節ごとにご紹介
春(3月~5月)
ウミウシ photo by PIXTA
海の中でも春の訪れを感じることができるのをご存じでしたか?GWごろには水温が18℃前後まで上昇します。水温が上がるにつれ、海藻類が生え始めプランクトンが増加するため、“春濁り”します。しかし、春の時期でも5~8mほどの透明度があります。
春はさまざまな生物が活動を始める季節ですので、魚の生態行動などを観察するのにばっちり♪ドチサメなどのサメの仲間、ウミウシ、ヤシャハゼ、ネジリンボウなど、多くの生物を見ることができます。なかでも5月ごろから始まるアオリイカの産卵はとっても幻想的!
伊豆大島では、1年を通じてジョーフィッシュやハナタツ、ベニカエルアンコウなどを見ることができます。
夏(6月~8月)
夏は水温、透明度も序々に上がり、気持ち良くダイビングが楽しめる時期です。カンパチなどの回遊魚の大群や、尾の長いサメの仲間・ニタリを見ることができます。
島の西海岸のポイントでは、ハンマーヘッドシャークが見られるかも!8月ごろからは、“ニモ”で有名なクマノミの産卵も始まります♪
秋(9月~11月)
フリソデエビ(イメージ) photo by PIXTA
伊豆大島のダイビングのベストシーズンの到来です!秋は水温も透明度も安定する、とても良い季節です。カラフルな魚をたくさん見ることができ、トロピカルな気分になれること間違いなし!観察はもちろん、写真を撮るのもおすすめです♪
そのほかにもフリソデエビ、カミソリウオなどの季節来遊魚なども見ることができます。ブリやマグロ、カツオなどの大型回遊魚がダイナミックに泳ぐ様子は圧巻の一言!
冬(12月~2月)
水温は下がりますが、透明度は抜群に良いのが冬の時期。30mほど先まで見ることができるのも冬ならではです。南西風が強く吹くためポイントが限られる場合がありますが、甲殻類やウミウシが現れ始め、深海からの生物たちが上がってきます。
人気のウミガメやヤリイカの産卵もこの時期だけの楽しみ。伊豆大島でしか見ることのできない貴重な生物に出会えるかも!?また、ソフトコーラルの群生や溶岩でできた地形を観察するのもおすすめです♪
寒い時期にはドライスーツを着るのが一般的。ドライスーツは水を通さないので、下に長袖やセーターを着てダイビングができます。
伊豆大島の代表的なダイビングポイントはこちら!
秋の浜
https://www.instagram.com/p/BJCikRjjf6g/
秋の浜は島の北東部に位置し、伊豆大島で最もポピュラーなダイビングポイントです。初心者~上級者まで幅広いダイバーに愛されています。熱帯魚などの小さな生物が好きな方におすすめ。
https://www.instagram.com/p/BT87Cv-Fy8F/
ガレ場と呼ばれる海底の岩や死んだ珊瑚が積み重なっている場所や砂地、岩場など、さまざまな地形がひとつのポイントに集まっているため、多くの生物が生息しています。色鮮やかなクマノミやソラスズメダイなどが顔をのぞかせているかも!
何度潜っても違った表情を見せてくれるため飽きることがなく、いつでも楽しめるビーチです♪
野田浜
photo by PIXTA
野田浜は島の北西部に位置するビーチ。砂浜では海水浴、岩場ではダイビングを楽しむことができます。
野田浜の沖合には溶岩でできた大小のアーチがあり、世界的にも珍しい水中にあるジオサイト。ジオサイトとは、地形や歴史などジオパークとなる見学場所や拠点のこと。地形や景観、植物の群生地などが当たります。
不思議な地形を観察したい方におすすめのポイント。カラフルな熱帯魚など、いろいろな種類の魚とも出会うことができる、とっておきの場所です。
photo by PIXTA
特に、夏にアーチの周りを泳ぐイサキの大群は必見です!また、水深が浅く比較的穏やかなポイントなので、初心者やブランクのある方におすすめです。
王の浜
https://www.instagram.com/p/BDVaEQGDVKL/?
王の浜は、島の南西側に位置しており、入江に囲まれているので波が穏やかでとても静かなビーチ。
遠浅の海が続くのでシュノーケリングにはぴったりですが、沖合まで出るために少し泳ぐ必要があるため、中級者以上向けのスポットと言われています。
王の浜の特徴は、何と言っても伊豆大島随一のウミガメ遭遇率の高さ!そのほかにも、テーブルサンゴの群生やイサキ、カンパチ、マグロなどの群れを見ることができます♪
ケイカイ
伊豆大島のケイカイから見た富士山。自然にできた溶岩流の鳥を見つけた!#ジオパーク pic.twitter.com/VUznLQYOtc
— 伊豆大島 mock mock (@IzuOshima2015) February 3, 2017
https://www.instagram.com/p/BVKZvf9gVYV/
ケイカイは島の北西部に位置するポイント。流れが強く入り組んだ地形なので、中~上級者におすすめです。黒潮接近時には、ドリフトダイブ(流れに乗って広範囲をダイビングすること)が楽しめます。
“イボヤギの壁”や“-18mの砂地”と呼ばれる特徴的な地形はもちろん、大物が見られるポイントとしても有名で、1年を通して高確率でウミガメに出会えると言われています。また、6~9月の黒潮接近時の早朝には、ハンマーヘッドの群れとも出会えるかも!
ダイビングと一緒に♪スターウォッチングで感動体験してみませんか?
photo by そとあそび
せっかくの伊豆大島。海だけでなく空も満喫してみませんか?
オレンジフィッシュの 「伊豆大島スターウォッチングツアー」では、伊豆大島から見える満天の星空を、ガイドの解説を聞きながら楽しめます。伊豆大島は都会の光の影響を受けにくいので、同じ星空でも東京とはまったく違うことにきっと驚くはず。たくさんの星たちが非日常の世界へと誘います。
photo by そとあそび
夏は、夜空一面に広がる天の川を見ることができます。今まで見たことのないくらいたくさんの星に最初はびっくりしますが、だんだんとその美しい世界に引き込まれていきます。はくちょう座やさそり座など、夏の星座もばっちり観察できます。
目が慣れてくると、青白い星や赤い星など色の見分けがつくようになり楽しさアップ。星にはそれぞれ寿命があり、青白い星ほど若く、赤い星ほど長寿の星です。
ネイチャーガイドから聞く星空のストーリーも、とってもおもしろいですよ!4歳以上の子どもから参加できますので、夏休みの自由研究にもぴったりですね♪
photo by そとあそび
きりっとした空気の中、オリオン座やふたご座など明るい星を見ることができる冬の星空。今にも降ってきそうな星たちを寝袋に入り温まりながら観察します。
寝袋のほかに、断熱マットやリクライニングチェア・コット(ベッド)なども準備されますので、寒くても快適にスターウォッチングを楽しむことができます。
また、宿泊先までの送迎や気温に応じたドリンクサービスもありますので、気軽に参加できますよ♪
実際にツアーに参加された方の口コミはこちら
当日は雲が少なく、最高のコンディション!冬だったから少し寒いかと思ったけれど、寝袋もあって全然気にならず、とにかく快適。
ガイドさんのトークも引き出しが多くて、終始楽しい雰囲気で充実した時間でした。
気軽に行ける距離なので、嫁を連れてまた行きたい!素敵な時間をありがとうございました!引用-そとあそび
- 東京都大島町元町野地723-2 オレンジフィッシュ ダイビングショップ
・サービス名:伊豆大島 スターウォッチングツアー
・開催期間:通年
・所要時間:約2時間
・対象年齢:4歳以上
・料金:3,500円~
最後に
いかがでしたでしょうか?
東京からとっても近い場所にも関わらず、美しくダイナミックな自然にあふれる伊豆大島。そろそろ夏休みの計画を立て始めている方も多いのでは?ぜひ今年の夏は伊豆大島へ!すてきな旅の思い出が増えること間違いなしです♪
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では伊豆大島で楽しめるツアーをたくさん紹介しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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