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沖縄でスキューバダイビングを楽しむベストな時期は夏ではない!? 2016.04.20 スキューバダイビング 沖縄県
沖縄は夏に行くもの、というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?実は沖縄の冬も魅力がいっぱいのシーズンなんです!
沖縄の海は気温・水温ともに冬でも20℃くらいなので年中マリンスポーツが楽しめ、人気の定番アクティビティであるスキューバダイビングも体験可能。
今回は冬の沖縄を訪れたことのない方のために、冬季の沖縄ダイビングの魅力についてご紹介します!
冬の沖縄ダイビングはメリットがいっぱい!
photo by そとあそび
一般的に沖縄のハイシーズンは夏などの暖かい季節。冬は観光客も夏場に比べて1/3程度となるため、ホテルの宿泊料金や航空券も安くなります。コストパフォーマンスとしては冬季がベストシーズンといえます。
海の透明度にも秘密があります。夏の沖縄は台風の季節でもあり、台風が去ったあとは激しい水流によって透明度が下がりがち。しかし比較的穏やかな冬の海は夏に比べて、透明度が安定しているといえます。
さらには、冬の時期にしか見ることができない海洋生物が沖縄にはたくさんいるんです!さっそく、寒い季節にやってくる海の生き物たちを見ていきましょう。
冬にスキューバダイビングで見られる海洋生物
ザトウクジラ
冬になると出産や子育てのため、だんだん南へ移動し沖縄まで泳いでくるザトウクジラ。この時期ホエールウォッチングを目的に多くの旅行者が訪れます。年末には慶良間諸島周辺に訪れ、2~3月頃がピークになります。
ウミウシ
小さくて可愛いいウミウシも見逃せません。ピークは3~4月頃になりますが、種類によって時期が少しずつ異なるため、10~4月にかけて見ることができます。色んなウミウシを探してみましょう♪
コブシメ
photo by そとあそび
1月からはコブシメと呼ばれるイカが深場から浅場に移動します。産卵する様子を目にすることもあるでしょう。
イソマグロ
私がダイビングしていて一番会いたい魚!!! マグロの艦隊に遭遇~!O(≧∇≦)O かっこよすぎる~! ~阿嘉島~ Durianneさん(@dorydurianne)が投稿した写真 -
イソマグロは冬になると大きくなります。体長2m級の大物まで現れるため、見ごたえがあります!
【番外編】ウミガメ
photo by そとあそび
年中見られる人気の生物です。もちろん冬にだって会える可能性も!沖縄の海に潜った暁にはぜひ一度一緒に泳いでみたいですね♪
冬の沖縄に着ていく服装や持ち物
沖縄の冬の平均気温は20℃くらいです。これはだいたい東京の10月の平均気温に相当します。そのため冬の沖縄に出かける場合の服装は、薄手の長袖とちょっとした羽織り物程度を用意すればよいでしょう。(もちろん地元に帰った時の分厚いコートはお忘れなく!)
しかしスキューバダイビングを楽しんだ後、海から上がった時の服装は注意が必要です。冬季の沖縄では海中にいる時は大丈夫ですが、海から上がると北風があり寒く感じてしまいます。
こんな時は、ニット帽やウィンドブレーカーが役立ちます。ボート移動の場合は海から上がったらすぐ着用できるように用意しておきましょう。
photo by そとあそび
ウェットスーツを着用される場合は、脱いだらすぐタオルで拭けるようにしてください。または温水シャワーのあるところでウェットスーツを脱ぐようにすると安心ですね。
着替えはヒートテックなど機能性肌着、フリースの上にウィンドブレーカーなどの上着を羽織るのがおすすめです。
これで、冬の沖縄の海対策はバッチリ!最後に、冬でも体験可能な沖縄ダイビングツアーをエリア別でこれからいくつかご紹介しますので、ぜひお出かけの際の参考にしてください!
慶良間諸島
photo by そとあそび
「ケラマブルー」という名前を聞いたことがあるでしょうか?慶良間諸島の海が美しく深い青であることから名づけられました。那覇市からボートで1時間くらいの距離にある慶良間諸島は、27年ぶり31番目の国立公園となった場所としても有名です。
マリンハウスシーサー【1日ボート体験ダイビング】
photo by そとあそび
”ケラマブルー”を一日かけてたっぷりと堪能したいなら、「マリンハウスシーサー」の1日ダイビングツアーがおすすめです。
ツアーの時間を無駄にしないよう、高速大型クルーザーではじめのポイントへ出発!最初のポイントではまずはシュノーケリングで呼吸法や動き方を練習しますので、初心者の方でも安心です。
クルーザーから直接海へエントリーするスタイルのダイビングになりますが、参加者2名に対して一人のガイドが同行しますので、自分のペースでゆっくりと慣らしていきましょう。
photo by そとあそび
ガイドに手を引かれて潜っていくと、目の前には透明度抜群の美しい慶良間の海が!驚くほどの色彩に、怖がっていたことも忘れてしまいます。
1日ツアーでは状況にもよりますが、最大3か所のダイビングスポットを巡ります。2本目、3本目と回数を重ねるごとにすっかり体も慣れて、終わるころには「また挑戦したい!」と思える位ハマっているかもしれません!
【マリンハウスシーサーの1日ボート体験ダイビングツアー詳細をチェックしてみる!】
■ 基本情報
・名称:マリンハウスシーサー
・住所:沖縄県那覇市港町2-3-13 マリンハウスシーサー那覇店
・アクセス:那覇空港から車で約15分 ※那覇市内のホテルへ無料送迎あり(要予約)
・開催期間:通年
名護市・ブセナ
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「ブセナ」は沖縄でもトップクラスのリゾート地です。この地域は老若男女ともに楽しめるところがおすすめのポイントです。アイランドブリーズのメインダイビングポイント「ブセナアウトリーフ No.1」ではカクレクマノミにも会うことができますよ♪
アイランドブリーズ 沖縄本島【ボート体験ダイビング】
photo by そとあそび
リゾート気分でゆったりとダイビングを楽しみたいなら「アイランドブリーズ」のダイビングツアーがぴったり!集合場所であるショップは沖縄リゾートホテル 「ザ・ブセナテラス」内にあり、ホテル滞在中の方は気軽にダイビング体験をすることができます。
体験ダイビングコースは、はじめにしっかりとフリップと写真を使いダイビングの流れを説明してくれるのでイメージトレーニングもばっちりです。着替えを済ませたら、ショップの船”アイランドブリーズ号”に乗り込んで出発!
ツアーのメインダイビングポイントである”ブセナアウトリーフ No.1”は様々な色合いのサンゴ礁とそれに負けないカラフルな魚たちであふれている最高のスポットです。
photo by そとあそび
ブセナアウトリーフ No.1が状況により潜れない場合は、もう一つの人気ポイントである”ナカマポイント”でダイビング。枝サンゴの群生とたくさんの小魚が泳ぎ、こちらも色鮮やかで素敵な世界が広がっています。
集合・解散場所であるショップには簡易のシャワー兼更衣室があるので、体を冷やすことなく快適に着替えを済ますことができる寒い冬でも安心のツアーです。
【アイランドブリーズ 沖縄本島のボート体験ダイビングツアーの詳細をチェックしてみる!】
■ 基本情報
・名称:アイランドブリーズ
・住所:沖縄県名護市喜瀬1792 ブセナリゾート内 アイランドブリーズ
・アクセス:那覇空港より路線バスで約1時間30分「ブセナリゾート前」下車
・開催期間:通年
恩納村・青の洞窟
photo by そとあそび
「万座毛(まんざもう)」などの絶景スポットのある恩納村。全国のダイバーが選んだ大好きなダイビングポイント全国2位に選ばれた場所としても有名な「真栄田岬」があります。
真栄田岬の「青の洞窟」では、青く輝く神秘的な空間に心洗われます。洞窟内では夜行性の魚に会うこともできるという魅力もありますので、ぜひ一度訪れてほしい場所です。
マリンクラブナギ【ダイビング&シュノーケル&シーカヤック】
photo by そとあそび
真栄田岬そばにある「マリンクラブナギ」は、周辺のダイビングスポットについて熟知しているガイドが常駐している人気のショップ。こちらではなんと青の洞窟ダイビングと一緒にシーカヤックも楽しめる1日ツアーがあります!
周辺の海は海中だけでなく、海岸も見どころが満載。断崖絶壁の岬や、海の侵食によって変わった形状になっている巨岩などを観察しながらシーカヤックで悠々とめぐることができます。
photo by そとあそび
シーカヤックが終わったら、さっそく青の洞窟へ突入です。洞窟内部へはシュノーケリングで向かいます。海の中が青く光り輝く不思議なスポットは、そこに浮かんでいるだけで神秘的な気持ちに!
Nagiのテラスでサトウキビ畑を眺めながらのランチタイムの後は、ツアーの締めくくりとなる体験ダイビング!真栄田岬には多くの種類の魚たちが棲息しており、餌をあげると綺麗な魚たちに囲まれます。夢のような素敵な時間を体験ですることができますよ!
【マリンクラブナギのダイビング&シュノーケル&シーカヤックツアーの詳細をチェックしてみる!】
■ 基本情報
・名称:マリンクラブナギ
・住所:沖縄県国頭郡恩納村字山田501-3 ナギ マリンハウス
・アクセス:那覇から車で約1時間15分 ※恩納村、読谷村、北谷町、ロイヤルガーデン、ココガーデンからの無料送迎あり(要予約)
・開催期間:通年
まとめ
いかがでしたでしょうか?沖縄のスキューバダイビングは、温暖な気候による潜りやすさから冬でも人気があります。またこの季節だけ見られる海洋生物があることも魅力です。
沖縄でスキューバダイビングを楽しむ人は多いですが、夏場のトップシーズンでは「人が多くてゆっくりできなかった」という感想をお持ちの方も少なくないのでは?
「青の洞窟」などの場合は特に冬のこの時期ならゆっくり楽しめるという利点もあります。一度行ったことのある方も、ぜひこの時期のスキューバダイビングを試してみてはいかがでしょうか。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、沖縄のスキューバダイビング体験ツアーをたくさんご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
(編集部注*2015年12月21日に公開された記事を再編集したものです。)
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。
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