エアーボードの危険性は?ケガや事故を防ぐ安全な楽しみ方 2015.11.06 エアーボード
スイス発祥で現在ヨーロッパを中心に人気急上昇中のエアーボードは、空気で膨らませるタイプの丈夫なゴム製のボードの上にうつ伏せになって雪上を滑走するウインタースポーツです。
初心者向けの体験ツアーで止まる、曲がるといった基礎技術を短時間学べば、未経験者やビギナーでもすぐに楽しむことができます。
では、エアーボードの危険性は、どうなっているのでしょうか? 初心者が気になるエアーボードの危険性と、ケガや事故を防いで安全に楽しむ方法について、解説します。
体への負担も少なく簡単な操作でOK。ボードのプロテクション機能も◎
エアーボードは、地面から数十センチという低い視点で雪面スレスレを滑るため、実際の速度より体感速度が速くなり、体感速度は時速40キロ以上にも。スピード感とスリル満点で、スキーやスノーボードのように転倒する恐怖心が起こらないのも魅力です。
エアーボードでターンやブレーキングなどの操作をするには、ボードの両サイドにあるハンドルを握り、左右に体重移動しながら、ボード裏面のエッジをきかせます。操縦が簡単な上、凹凸のある斜面でも体に負担がかかりにくく、パウダースノーであろうとゲレンデの圧雪であろうと、場所を選ばず気持ち良く滑ることができます。
ボードがゴム製のため、クッション性が高く、衝撃を緩和してくれるプロテクション機能にも優れています。
斜面の傾斜によってはかなりのスピードが。エアーボードの危険性とは
このようにエアーボードはビギナーでも比較的簡単、安全に楽しめると言われていますが、斜面の傾斜によってはかなりのスピードが出ますし、木立などの障害物や他の人と衝突してケガや事故が起きる危険性があります。
できるだけ障害物のない開けた場所や、混雑していないゲレンデなどで滑走するのが、安全の秘訣です。
また、エアーボードも自然の中で行うアウトドアスポーツですので、気象状況が急変するなどして、不測の事態が起こる場合があります。
安全に楽しむために体験ツアーでは参加条件を守ってインストラクターの指示に従おう
エアーボードの体験ツアーでは、経験も知識も豊富なスクールのスタッフやインストラクターが、状況に応じて的確な判断を下し、万全を期してくれますが、ツアーに参加する際は100%安全なアウトドアスポーツなどないことを念頭に置き、スタッフ、インストラクターの説明をよく聞いて指示に従うようにしましょう。
ツアー参加前に飲酒をしていたり、ひどい二日酔いの方は、体温調節機能が低下しており、低体温症になって命の危険を招くことも考えられるため、ツアーにご参加いただけないケースが大半です。
ツアーの参加条件やルールは、できる限り安全に楽しむために決められていることが多くあります。それを理解してツアーに臨みましょう。
エアーボード体験ツアーに参加して安全に楽しむ方法を実地で学ぼう
エアーボードの体験ツアーに参加すれば、インストラクターのレクチャーで滑り方の基本テクニックがわかるだけでなく、安全に楽しむ方法についてもアドバイスを受けたり、実地で学ぶことができます。
アウトドアレジャー予約サイト「そとあそび」では、全国各地のエアーボード体験ツアーや、エアーボードとスノーシューが一度に両方体験できるツアーなどの情報について、詳しく掲載しております。
初心者でも気軽に楽しめるスキー場や、自然のフィールドで行われている魅力いっぱいのツアーばかりですので、ぜひご一読下さい。
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